寄贈本のご紹介&SA本対訳プロジェクトはじめました!

Guilt様から寄贈していただきました

Library Cafeのポストに2冊の本が入っていました。Guilt様からの寄贈本です。ありがとうございます。Guilt様のようにお姿を見せずそっとLibrary Cafeを支えてくださる「あしながおじさん」のような方々がいらっしゃいます。いつかお目にかかれたらと願っています。

 

Deja vu作「and I・・・」

 

弓職人Royが営む小さなお店のベンダーKimmie。彼女は無骨だけど誠実なRoyに憧れていました。でもある出来事をきっかけにRoyは店に姿を見せなくなります。他のベンダーが次々と辞めていくなか、KimmieだけはRoyの帰りを待ち続けていました。そんなある日・・・。王道のラブストーリーです。

 

Deja vu作「JOY」

森の中でエティンと目が合った瞬間、少女は恋に落ちました。その日から彼女は毎日森に通い、エティンと甘い時間を過ごします。でもある日、エティンの言葉に少女は傷つき、森に行かなくなってしまいます。やがて彼の真意を知った少女は森に急ぎますが・・・。

 


Katy様からも寄贈していただきました

このブログを書くためにDeja vuさんの本を読んでいたら、Katy様がいらして、1冊寄贈してくださいました。Dali the Vagrantさんの詩集です。Katy様とは少しお話させていただきました。来館された方とのおしゃべりも司書の楽しみのひとつです。Katy様、ありがとうございました。

 

Dali the Vagrant作「Sheep & Goat(ヒツジとヤギ)」

吟遊詩人Dali the Vagrantさんの詩集です。タイトルの通り、ヒツジとヤギの違いについて、体毛から食性、性格、肉質など、ありとあらゆる事柄を五七調で(!)比較しています。それにしてもブリタニアにヤギっていましたっけ(飛鳥のNew Havenにはいらっしゃるかも)。

 


SA本が気になっています

以前Toppi様に「アンダーワールドの書」の初版を寄贈していただいてから、SA本のことが気になっています。

SA本(SAクエスト報酬本、テルマークエスト報酬本とも)とはテルマーにいるPercolem The HunterAxem the Curatorのクエストの報酬としてもらえる本の総称で、現在37種類が確認されています。またそれぞれに初版、限定版、コレクターズエディション、普及版があり、前者ほどレア度が高いそうです。

 

37種類もあるのなら、やっぱり全部読んでみたいですよね。なので最近はテルマーでクエストをこなすのが私の日課になっています。寄贈してくださる方々に頼ってばかりではなく、自ら本を探し出すのも司書の使命です!

 

 

SA本対訳プロジェクト始動!

SA本は英語(一部ガーゴイル語)で書かれていますが、どれも数ページしかありません。そこで、多くの皆さまにSA本の内容を知っていただくために、翻訳することにました。原著の雰囲気も活かして、左に英語、右に日本語を載せます。題して「SA本対訳プロジェクト」。順次「9.NPC本」の本棚に収蔵していきますね。

 

SA本収蔵・対訳一覧

現在Library Cafeに収蔵しているSA本、及び対訳が完成している本は以下の通りです。

タイトル(英語の表記順) 普及 コレ 限定 初版 対訳 備考
不思議の国のアリス
ガーゴイル伝説に関する論文
ボールドウィンのパン料理大全
クロスボウ射手の心得
ディルザルの格言年鑑
ヒューバートの身の毛もよだつお話
伝説の騎士 第一巻
Kodeks Benmontas 「管理の書」のガーゴイル語版
Kodeks Benommani 「繁栄の書」のガーゴイル語版
Kodeks Destermur 「アンダーワールドの書」のガーゴイル語版
Kodeks Kir 「輪の書」のガーゴイル語版
Kodeks Rit 「儀式の書」のガーゴイル語版
Kodeks Xen 「家族の書」のガーゴイル語版
エンパイア号の航海日誌
夢と幻影
熱気球の作り方
植物学
スニルウィッツのボードゲーム攻略大全
タングルド テールズ
管理の書 「Kodeks Benmontas」の英語版
輪の書 「Kodeks Kir」の英語版
家族の書 「Kodeks Xen」の英語版
繁栄の書 「Kodeks Benommani」の英語版
儀式の書 「Kodeks Rit」の英語版
霊性の書
アンダーワールドの書 「Kodeks Destermur」の英語版
フリータグの洞窟
究極の知恵の写本 コデックス
第一暗黒期 クラシックフィクションシリーズ第1巻
失われたマントラの書
アバタールの探求 クラシックフィクションシリーズ第4巻
第二暗黒期 クラシックフィクションシリーズ第2巻
第三暗黒期 クラシックフィクションシリーズ第3巻
オズの魔法使い
運命の戦士たち クラシックフィクションシリーズ第5巻
ウインドウォーカー
失われた気球飛行術

【表の見方】普及…普及版、コレ…コレクターズエディション、限定…限定版、初版…初版 ●…所蔵し書架に配架している本、○所蔵している本

【7月27日追記】このブログのアップ後Guilt様から寄贈していただいたものに★をつけました。Guilt様ありがとうございました!

【7月28日追記】Hazedon様から寄贈していただいたものに★をつけました。Hazedon様ありがとうございました!

なお、この表を作成するためにUOGuide様、ごちゃごちゃメモ@UO様、UO脳筋日記様の3つのサイトを参考にさせていただきました。特にごちゃごちゃメモ@UO様はいくつかのSA本の翻訳を読むことができます。こちらの翻訳を使わせていただこうとも思ったのですが、サイトの更新が2015年6月で止まっているため、ご許可をいただくのが難しいと思いあきらめました。のんびりゆっくり、マイペースに翻訳を進めていけたらと思っています。

 

それでは対訳したSA本の一部をご紹介します。

著者不明「家族の書」

おそらくガーゴイルの生態について書かれた本です。同じ卵から生まれた子どもたちは、やがてごく少数の翼と知性を持つ者と、翼も知性もない大勢の者たちに分かれます。でも両者は家族を構成し、種が生き残るために団結するのです。「アンダーワールドの書」と併せて読むとガーゴイルの価値観が垣間見えます。

 

イオロ・フィッツゾーウェン作「クロスボウ射手の心得」

アバタール・コンパニオンのひとり、イオロによるクロスボウの教則本です。「善(よ)き射に禅あり」という格言に始まり、人弓一体の境地に至ることを説く、という、精神性の高いものになっています。「禅都」といい、西洋の方って禅がお好きですよね。

 

Frank L. Baum作「オズの魔法使い」

皆さんもおなじみの物語ですが、かかしが探しているのは「脳みそ」ではなく「真実」、ブリキの木こりが探しているのは「心」ではなく「愛」、ライオンはそのまま「勇気」と、ブリタニアにおける徳の三原理になっています。あの3人組はアバタールだったんですね!

 

Bill Pete作「ヒューバートの身の毛もよだつお話」

Bill Pete氏は実在の絵本作家で、このお話の原作の絵本も「たてがみをのばしすぎたライオンのしっぱい」というタイトルで日本でも出版されています。SA本では極端に省略されていて、まるで詩のよう。なのでDali the Vagrantさんを真似て七五調で訳してみました。

 

 

余っているSA本はありませんか?

SA本対訳プロジェクト」を完遂するためには、SA本をすべて集めなければなりません。私も引き続き収集に努めますが、もし上の表にないSA本が「余ってるよ」という方がいらっしゃいましたら、ご寄贈いただけませんでしょうか。SA本も含むNPC本は書写することができませんので、貴重な初版や限定版、コレクターズエディションではなく、普及版で十分です。

 

【7月27日追記】このブログをアップした後、さっそくGuilt様から9冊のSA本をご寄贈いただきました。上の表にをつけた物が新たに寄贈していただいた物です。Guilt様、いつもご支援ありがとうございます。

 

 

【7月28日追記】出雲の図書館Magincia Library館長、Hazedon様からSA本を寄贈していただいたので、上の表にをつけました。Hazedon様ありがとうございました。SA本の対訳がすべて完成したら出雲にもお持ちしますね。

 

 

寄贈本はLibrary Cafe入口右手のメールボックスに入れていただければ幸いです。図書館の充実にご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 

 

 


これでLibary Cafeの蔵書は552冊になりました。現在の収蔵図書の詳細は最新の記事をご覧ください。

 

今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひLibrary Cafeにいらしてくださいね。また桜シャードの図書館、NewMagincia Petrushka Library、出雲シャードの図書館、Magincia Libraryもよろしくお願いいたします。

 

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。



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