Library Cafeについて
飛鳥シャードにあるLibrary Cafeは、ウルティマオンラインのプレイヤー作家さんが書いた本(PC本)やNPC本の収集・公開を行っている図書館カフェです。Library Cafe(本館)、Annex(分館)、Neo(新館)の3つの図書館に分けて収蔵されたたくさんの本たちをどなたでも読むことができます。
現在の収蔵している3874冊の本たちの詳細は収蔵図書リスト20211126をご覧ください。
Library Cafe本館にはルナゲート近くのFreeSpaceAsukaさんからハウス間テレポーターでお越しいただくのが便利です。詳しくはLibrary Cafeへの行き方をご覧ください。
Twitterでは本のご寄贈など日々のLibrary Cafeの様子をほぼ毎日ご紹介しています。あわせてご覧くださいませ。
新館がリニューアルオープンしました!
Library Cafe Neo(新館)の再配架作業が完了しました。niwatori様とmint様から砦をお譲りいただき、新館が誕生したのが昨年11月。これまで1階のみの営業でしたが、1年を経てついに全館オープンとなりました。そこで今回は、生まれ変わった新館をご紹介いたします。
1階:日本語PC本コーナー(小説・エッセイ以外)
Library Cafe Neo(新館)1階は、小説・エッセイを除く日本語PC本が収蔵されています。具体的には、詩集、漫画/絵本、雑誌、人狼やバッグボールの解説本、PCイベントなどです。内装は私の憧れの図書館のひとつ、アイルランドのダブリン大学トリニティ・カレッジ図書館などを参考にしています。なお、小説・エッセイなどの日本語PC本は、Library Cafe(本館)およびAnnex(別館)に収蔵されています。
1階はこれまでも営業していましたが、2階・3階のオープンによって、配架を一部変更しています。PCイベントはシャードごとに書架を分け、詩集や雑誌などもこれまでより書架を増やしました。また各書架の解説は、日本語に加えて新たに英語を追記しました。
書架と書架の間の赤じゅうたんは、今年夏には企画展「Heavenly Books~装丁の美・挿絵の美」の展示会場としても利用しました。これからも本に関するいろいろなイベントを企画してみたいと思っています。何かアイディアがあったら教えてくださいね。
1階には閲覧注意の本を収蔵する「地獄の書庫」もあります。その入口は厳重に閉ざされていますが、司書がうっかり置き忘れたメモ書きの謎を解くことができれば、忍び込むことができるかもしれません。どこかにあるヒントを参考に探してみてくださいね。
なお、今回の新館リニューアルと全フロアのオープンにともない、各階の階段にはフロアガイドの看板を設置しました。こちらも日本語と英語を併記しています。
2階:英語PC本コーナー
今回のリニューアルの目玉である2階は、英語PC本コーナーです(詳細は前回の図書カフェだよりをご覧ください)。内装は最近増えているカフェが入った公立図書館をイメージしています。英語がほとんどですが、(たぶん)ドイツ語の本も2冊あるので、正確には洋書PC本コーナーというべきかもしれませんね。
英語PC本コーナーで大きな割合を占めるのが、SonomaのギルドOrdo Sylvanusに関する本たちです。 ギルドの信条やメンバーの冒険譚、研究書など約90冊の本たちが相互に関連し合いながら、奥深い世界観を構築しています。いずれ図書カフェだよりで特集したいと思っています。
2階にはベンダーがいます。ひとりは季節にちなんだ本の名前のお酒を毎月蒸留して販売しています。もうひとりは白紙の本を販売しています。100ページ本、200ページ本に加え、新たに書写スキルで作成可能になったロールブックの取り扱いも開始しました。
3階:NPC本コーナー(日本語・英語)
3階はこれまでも内装が終わっていましたが、本棚は空っぽのままでした。今回のリニューアルにより、NPC本コーナーとして正式オープンしました。日本語と英語のNPC本や、公式イベント関係の本などを収蔵しています。他にも本の色見本が展示してあるほか、司書室や蒸留室も併設されています。
1階や2階に比べ内装が地味ですが、書架はすべてロックダウンではなくセキュア。それらを通行不可アドオンで囲むことにより、中の本を読むことができても取り出せなくしています。この方法は、桜ニューマジンシア首長様にしてNewMagincia Petrushka Library館長のPetrushkaさんに教えていただきました。ありがとうございます。
以前もお話した通り、図書館の運営はロックダウン数との戦いといっても過言ではありません。でもこの方法を採用することにより、収蔵冊数が増えたにもかかわらず、ロックダウン数を大幅に減らすことに成功しました。理論上、新館にはあと2000冊以上の本を収蔵可能です。セキュアすごい!
屋上:屋上庭園
Library Cafe新館の屋上は、噴水や花壇を整備した屋上庭園になっています。緑に囲まれながら読書を・・・と思って設置してみましたが、1~3階の本棚の本をここから読むことはできません。現在、屋上庭園で読書ができる方法を検討中です。
普段は静かな屋上庭園ですが、今年5月~6月に開催された第2回飛鳥文学賞では作品の展示会場としてご利用いただきました。また何かのイベントの会場にできたらと思っています。作家さんたちと一緒に、ブックマーケットなどが開催できたらいいですね。
これで今年予定していたLibrary Cafeの事業計画がすべて終了しました。新館、別館、そしてリニューアルした新館の3つの建物とともに、これからも本の整理・収蔵・公開に努めてまいりたいと思います。皆様のご来館を心よりお待ちしております。
今回は1冊ご紹介いたします。
yappy作「Takumi-Fest KaiteiBan(匠フェスの基礎知識:改訂版)【新館69. PCイベント:桜】
今年も現在絶賛開催中の「匠のフェスティバル」についての解説本です。作者は桜ユー首長様のyappyさん。基本システムにはじまり、ツリーの場所や育て方、報酬などについて丁寧に解説されています。新人さんや復帰者さんが匠のフェスについて知るのにぴったりな本です。
なお、Library Cafeで収蔵しているのは2017年改訂版ですが、今年2021年バージョンが桜シャード各所(銀行前やムーンゲートなど)で配布されています。今年版を入手したい方は、桜シャードに行ってみてくださいね。普段は生産に携わっていない方も、一緒にツリーを育ててみませんか?
今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥の図書館Library Cafeにいらしてくださいね。また桜の図書館NewMagincia Petrushka Library、出雲の図書館Magincia Library、大和の図書館bibliomania、瑞穂の図書館Jhelom Tactics Libraryをよろしくお願いいたします。
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Profile
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Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。
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