New Havenで本を売っています
最近は司書の活動が中心ですが、私自身作家としても活動しており、これまでに12冊の本を発表しています。Library Cafeのベンダーでも販売していますが、New havenで行商することも。お客様やお友だちとおしゃべりしたり、読んでくださった方にご感想をうかがったりするのが何よりの楽しみです。
今週もたくさん寄贈していただきました
先日もNew Havenで自分の書いた本の行商をしていたら、飛鳥のブリテイン首長、Hasyo様がお見えになり、劇団チロルのパンフレットや小説を寄贈してくださいました。お忙しい中お越しいただき、また寄贈していただきありがとうございました。
今までもたくさんの本を書写させてくださったり、ご寄贈くださっているTurner様(後ろの赤い方)も新たにEM関連イベントの本や小説などをご寄贈いただきました。前の白い方はjunjun様。junjun様は寄贈者第一号でいらっしゃいます。お二人とも、いつもありがとうございます。
Monaka様はPC本を寄贈してくださいました。なんとその本の作者のCoffee様ご本人も一緒です。ありがとうございました。その後もしばらくおしゃべりさせていただきました。
Ken.Nk様はSA本を寄贈してくださいました。愛蔵版やコレクターズエディションなど貴重なものばかり。ありがとうございます。そういえばKen.NK様はしなやかな白虎のお姿でした。白虎とお話しできるなんていかにもファンタジー世界ですね♪
それでは、皆さまからご寄贈いただいた本を何冊か紹介させていただきます。
劇団チロル作「チロル夏休み2005」
飛鳥で活動されていた劇団チロルの、2005年夏公演のパンフレットです。21時半から約3時間にわたって、様々な演目が催されます。露店が出たり、ゲストの芸人さんが何人もいたりと、盛大なイベントだったんですね。なかには懐かしいお名前も。
The White Dragon作「王のジャーナル」
ある王の日記。愛娘を失った嘆きと、娘の死の元となったシャミノへの呪詛に満ちています。「ビュートリクスの日記」「愛のソネット」とともに2015年のEMイベント「“シルバーゲート”イリュシュナーの絶望のダイヤモンド」に登場した本とのことですが、イベントを離れても読みごたえのあるシリーズです。
これまでLibrary Cafeではイベント関係の本の公開を見合わせておりましたが、今回のご寄贈に合わせ、以前ご寄贈いただいていた物なども含め、新たに「イベント関連」の書架を設置しました。EMイベントとPCイベントに分けて収蔵しておりますので、ご覧くださいませ。懐かしい思い出に再会できるかもしれませんよ。
Floating Cat作「レストレスソウルス 上巻」
結婚式当日、彼は現れませんでした。深く傷つき、彼が来なかった理由を自問自答する彼女。そして彼の手がかりを求めて危険なダンジョン、DOOMに向かいますが・・・。残念ながら下巻をまだ収蔵しておりません。もしお持ちの方がいらしたらぜひ書写させてください。続きが気になってしかたありません!
Kryten作「紫のラマ(全2巻)」
ある日紫のラマを見かけました。けれどもそこはトランメルのムーングロウ。EVであるはずがありません。そしてこのラマ、しゃべります。しかも他の人には見えていないみたいです。いったい何者なのでしょう・・・。Library Cafeで収蔵しているKrytenさんの作品はこれで19冊目になりました。
Fra作「Naze Nani Slime」
「スライムについての学術書」と銘打たれているとおり、スライムの歴史から生態、食性、ペットとしての能力、育成方法、戦闘方法にいたるまで網羅されています。スライムで本が一冊できるなんて、さすがUOは奥深いですね。そして著者Fraさんの情熱に敬意を表します。
Mozuku作「Three Little Pigs」
皆さんおなじみ「さんびきのこぶた」の物語です。基本的には原作(?)どおりにストーリーが進行しますが、表現がとてもやさしく、またお話のラストも少しだけ変更されています。小さい子どもに語り聞かせたくなる優良図書です。
SA本対訳プロジェクト進行中です!
前回の「図書カフェだより」でご紹介したSA本(SAクエスト報酬本、テルマークエスト報酬本とも)の対訳プロジェクトの進捗状況をご報告します。
その後、Guilt様、Hazedon様、そしてKen.NK様からご寄贈をいただいたことで、現在Library Cafeに収蔵しているSA本は24種類になりました。このうち、ガーゴイル語で書かれた4冊を除いた20種類の対訳を完了し、配架しました。詳しくは下の表をご覧ください。
タイトル(英語の表記順) | 普及 | コレ | 限定 | 初版 | 対訳 | 備考 |
不思議の国のアリス | ● | ● | 済 | |||
ガーゴイル伝説に関する論文 | ● | ● | ● | 済 | ||
ボールドウィンのパン料理大全 | ★ | |||||
クロスボウ射手の心得 | ● | 済 | ||||
ディルザルの格言年鑑 | ||||||
ヒューバートの身の毛もよだつお話 | ● | 済 | ||||
伝説の騎士 第一巻 | ● | ● | 済 | |||
Kodeks Benmontas | ー | 「管理の書」のガーゴイル語版 | ||||
Kodeks Benommani | ● | ● | ー | 「繁栄の書」のガーゴイル語版 | ||
Kodeks Destermur | ● | ★ | ー | 「アンダーワールドの書」のガーゴイル語版 | ||
Kodeks Kir | ー | 「輪の書」のガーゴイル語版 | ||||
Kodeks Rit | ● | ● | ー | 「儀式の書」のガーゴイル語版 | ||
Kodeks Xen | ● | ー | 「家族の書」のガーゴイル語版 | |||
エンパイア号の航海日誌 | ● | ● | 済 | |||
夢と幻影 | ● | ● | ● | 済 | ||
熱気球の作り方 | ● | ● | 済 | |||
植物学 | ● | ● | 済 | |||
スニルウィッツのボードゲーム攻略大全 | ● | 済 | ||||
タングルド テールズ | ● | 済 | ||||
管理の書 | ● | 済 | 「Kodeks Benmontas」の英語版 | |||
輪の書 | 「Kodeks Kir」の英語版 | |||||
家族の書 | ● | 済 | 「Kodeks Xen」の英語版 | |||
繁栄の書 | 「Kodeks Benommani」の英語版 | |||||
儀式の書 | 「Kodeks Rit」の英語版 | |||||
霊性の書 | ● | 済 | ||||
アンダーワールドの書 | ● | ● | 済 | 「Kodeks Destermur」の英語版 | ||
フリータグの洞窟 | ● | 済 | ||||
究極の知恵の写本 コデックス | ||||||
第一暗黒期 | ● | 済 | クラシックフィクションシリーズ第1巻 | |||
失われたマントラの書 | ||||||
アバタールの探求 | ● | 済 | クラシックフィクションシリーズ第4巻 | |||
第二暗黒期 | クラシックフィクションシリーズ第2巻 | |||||
第三暗黒期 | クラシックフィクションシリーズ第3巻 | |||||
オズの魔法使い | ● | 済 | ||||
運命の戦士たち | ● | 済 | クラシックフィクションシリーズ第5巻 | |||
ウインドウォーカー | ||||||
失われた気球飛行術 |
【表の見方】普及…普及版、コレ…コレクターズエディション、限定…限定版、初版…初版 ●…Library Cafeに所蔵している本 済…対訳済み
SA本はブリタニアの(つまりUltimaの)歴史について書かれた「クラシックフィクションシリーズ」や、ガーゴイルの思想や生態について書かれた本(「家族の書」「管理の書」など)、80年代に発売されたRPGのストーリー(「伝説の騎士 第一巻」「タングルド テールズ」など)、はたまた皆さんおなじみの物語(「不思議の国のアリス」「オズの魔法使い」など)と、興味深いものばかりです。全種類の対訳の完成を目指して、のんびり進めていきますね。
Library Cafeの蔵書は583冊になりました。もうすぐ600冊に届きそうです。これも寄贈者の皆さまや、本を読みに来てくださる利用者の皆さまのおかげです。いつもありがとうございます。
今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひLibrary Cafeにいらしてくださいね。また桜シャードの図書館、NewMagincia Petrushka Library、出雲シャードの図書館、Magincia Libraryもよろしくお願いいたします。
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Profile
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Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。
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