「図書館がある世界」という奇跡~出雲シャード図書館との交流

はじまりは書き込みから

少し前のことになりますが、Library Cafeのゲストブックにこんな書き込みがありました。出雲シャードで図書館を運営されているHazedonさんからのご挨拶です。桜に続いて出雲にも図書館があったなんて! さっそくこちらからもご挨拶に行かなければなりません。いざ、出雲シャードへ!

 

 

Magincia Libraryの場所

図書館はすぐに見つけることができました。Magincia Libraryはニューマジンシアの大花壇の南側にあります。奇しくも桜シャードの図書館とほとんど同じ場所です。 ※地図は、弦生ささと様が公開されているUO専用地図アプリ「uovmc」を使わせていただきました。

 

 

こちらがMagincia Libraryの外観です。重厚な堂々たる入口が来館者を迎えます。外壁もcopperの石でおおわれているなど、とても手が込んだ造り。いかにも「知の殿堂」といった雰囲気です。

 

 

こちらが内部です。豪華な暖炉やソファーセットまで置かれていて、まるで貴族の邸宅の図書室のようですね。桜シャードのNewMagincia Petrushka Libraryもそうですけれど、他シャードの図書館は内装がとても素敵で勉強になります。

 

 

入り口前に掲示板があったので、さっそく書き込ませていただきました。数日後に改めてお邪魔してみると、桜のNewMagincia Petrushka Libraryの司書、Petrusukaさんの書き込みもありました。3シャードの図書館交流の幕開けです

 

 

プレゼント交換♪

こうして、ゲストブックと掲示板の文通がはじまりました。しばらくして、「Library Cafeで売っている本を購入して、Magincia Libraryで収蔵してもいいですか?」というご要望をいただきました。せっかくなのでプレゼントすることに。私が書いた10冊の物語に手紙を添えて、ポストにお届けしました。

 

 

数日後。Hazedonさんからお返しの品として、専門書の本棚と専門書(貴重です!)、SA本がポストに入っていました。前々回の図書カフェだよりでご紹介した「SA本対訳プロジェクト」を読んでくださったんですね。対訳が完成したら、出雲にもお持ちしようと思います。

 

 

ついにHazedonさんとご対面♪

それからしばらく後、本の整理をしていたらお客様が・・・Hazedonさんです! 文通ではやり取りしていましたが、実際にお目にかかるのは初めてです。お互いご挨拶して、別々のシャードに図書館があること、出会えたことを喜び合いました。そしておしゃべり。

 

 

何日かあと、今度は私がMagincia Libraryにお邪魔して、ソファーにゆったり座りながら、いろいろなお話をしました。この時は内装のことや図書館あるあるで盛り上がりました♪ いつか桜のPetrusukaさんもご一緒して、司書3人でお会いできるといいな。

 

 

ブリタニアの図書館は健在です!

かつて各シャードにはたくさんの作家さんがいらして、そして数多くの書店や図書館がありました。作家さんがいて図書館がある「世界」なんて、すごいことだと思いませんか? けれど、この世界ができて地球時間でもう21年以上。残念ながら作家さんの多くは引退され、かつてにぎわった書店や図書館のほとんどは閉館してしまいました。

でも今、出雲にはMagincia Libraryが、桜にはNewMagincia Petrushka Libraryが、飛鳥にはLibrary Cafeがあります。シャードは違いますが、UOの大切な文化であるPC本を末永く残し、多くの方々に楽しんでいただきたい。その思いはまったく一緒です。そしてそれは、すでに閉館してしまった図書館たちも同じだったはずです。

 

 

閉館してしまった図書館たちの想いも引き継いで、3つの図書館はこれからも、シャードを超えて連携していきたいと思います。いずれはそれ以外のシャードの図書館とも繋がっていけたら素敵ですね。

 

 

SA本対訳プロジェクトの進捗状況③

テルマーのクエストで、新たにSA本2冊を入手しました。うち英語で書かれた物(「ボールドウィンのパン料理大全」)の対訳を終えました。これで未入手のSA本はあと10冊。未訳のものはあと7冊になりました。

タイトル(英語の表記順) 普及 コレ 限定 初版 対訳 備考
不思議の国のアリス
ガーゴイル伝説に関する論文
ボールドウィンのパン料理大全
クロスボウ射手の心得
ディルザルの格言年鑑
ヒューバートの身の毛もよだつお話
伝説の騎士 第一巻
Kodeks Benmontas 「管理の書」のガーゴイル語版
Kodeks Benommani 「繁栄の書」のガーゴイル語版
Kodeks Destermur 「アンダーワールドの書」のガーゴイル語版
Kodeks Kir 「輪の書」のガーゴイル語版
Kodeks Rit 「儀式の書」のガーゴイル語版
Kodeks Xen 「家族の書」のガーゴイル語版
エンパイア号の航海日誌
夢と幻影
熱気球の作り方
植物学
スニルウィッツのボードゲーム攻略大全
タングルド テールズ
管理の書 「Kodeks Benmontas」の英語版
輪の書 「Kodeks Kir」の英語版
家族の書 「Kodeks Xen」の英語版
繁栄の書 「Kodeks Benommani」の英語版
儀式の書 「Kodeks Rit」の英語版
霊性の書
アンダーワールドの書 「Kodeks Destermur」の英語版
フリータグの洞窟
究極の知恵の写本 コデックス
第一暗黒期 クラシックフィクションシリーズ第1巻
失われたマントラの書
アバタールの探求 クラシックフィクションシリーズ第4巻
第二暗黒期 クラシックフィクションシリーズ第2巻
第三暗黒期 クラシックフィクションシリーズ第3巻
オズの魔法使い
運命の戦士たち クラシックフィクションシリーズ第5巻
ウインドウォーカー
失われた気球飛行術

【表の見方】普及…普及版、コレ…コレクターズエディション、限定…限定版、初版…初版、●…Library Cafeに所蔵している本、済…対訳済み、赤字…新たに加わったもの

 

 

今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥シャードの図書館、Library Cafeにいらしてくださいね。また桜シャードの図書館、NewMagincia Petrushka Library、出雲シャードの図書館、Magincia Libraryもよろしくお願いいたします。

 

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。

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