読書の秋到来♪ 秋をテーマにした本たち

収蔵図書が650冊を超えました

Library Cafeの収蔵図書は651冊になりました。寄贈者の皆さま、本を読みに来てくださる皆さまに感謝申し上げます。新たにご寄贈いただいた本のうち、今回ご紹介できなかった分は、次回の「図書カフェだより」でご紹介できればと思います。

 

 


9月に入り、急に秋めいてきましたね。日差しが和らいで、日中もずいぶん過ごしやすくなりました。ときおり吹く風は、色づいた草のかおりが微かにするような気がします。そこで今回は、秋に関する本をご紹介します。Library Cafeで読書の秋はいかがですか?

 

 

Sawako作「AKI WO TABERU(秋を食べる)」全3巻

ある夜、夜叉丸くんがばっちゃから聞いた寝物語。それは、「秋の味覚」を待ちわびる雪女の悲しいお話でした。次の日、キノコや栗をたくさん採った夜叉丸くんは、雪女にも食べさせてあげようと思い立ちます。入るのを大人から禁じられていた月門(げえと)に飛び込みますが・・・。

 

徳之諸島を舞台にしているせいか、昔話のような、趣のある雰囲気になっています。これまでも何度かご紹介している作者のSawakoさんは、貴重な現役の作家さんです。Sawakoさんの作品は、他のシリーズも含めLibrary Cafeに収蔵しているほか、Sawakoさんのお店「Ancient Alians」で販売もされています。お手元に置きたい方は、ぜひお店でお買い求めくださいね。

【2020年5月31日追記】Library Cafeでは今後、現在販売中の本については、作者ご本人、または販売元からお許しを頂いた作品のみ、公開させていただくことにしました。Sawakoさんの作品については、作者ご本人から、購入した作品ついて公開することをお許しいただいておりますので、これまで通りLibrary Cafeでの公開させていただきます。お許しくださったSawakoさんに感謝申し上げます。

Franca Sozzani作「Life Note(秋の声が聞こえてきたら)」

ブリタニアの秋を楽しむための小さな工夫が、いくつも書かれた手帳です。ねずみおばさんのお菓子をもらったり、べスパーで買ったはちみつで石けんを作ったり、赤いノートにとりとめもないことを書いたり。季節を感じながら穏やかに過ごす、素敵な時間のアイディアがいっぱいです。

 

Library CafeではFranca Sozzaniさんの作品を5冊収蔵しています。どの作品も、この世界における「冒険者」ではなく、「生活者」としての視点にこだわっていらっしゃるように思います。ブリタニアの図書館をテーマにした連作もありおすすめです。

 

tanake作「Easten Moon」

ある満月の夜、男は血まみれで倒れていた女を見つけました。男の懸命の治療で一命をとりとめた女。やがて男は、美しい彼女に恋心を抱きます。けれど彼女は、紹介した男の親友に恋をしてしまった様子です。しかし女の真意は? 親友の正体は? そして、男自身の正体とは・・・?

 

作中に季節が描かれているわけではありませんが、秋の季語でもある月が印象的な作品なので、取り上げさせていただきました。そして流麗な文体とエンターテイメント性が一体となった筆致は、読書の秋にふさわしい読み応えだと思います。

 

VOGUE Inc.作「VOGUE 2007 Autumn」

ブリタニアで(も)メジャーなファッション誌として知られたVOGUEのバックナンバーです。キルトやロングパンツといったありきたりの服装も、色の組み合わせでグッと秋っぽくお洒落に着こなせます。ヘアスタイルや靴選びのアドバイスもあって、今読んでもまったく古びていません。

 

雑誌はLibrary Cafe2階の「15. 雑誌」の本棚に収蔵しています。ほかにも様々な雑誌を取りそろえているので、ご覧になってみてくださいね。

 

Adamu Edom作「修道と彼のワイン」

トレーダークエストの報酬としてもらえる9冊のNPC本のうちの1冊です。ブリタニアにおけるワインの名産地であるユーのワインについて、エンパスアビー修道院の修道士たちのことにも触れつつ述べられています。さわやかな秋の日に、木々に囲まれたユーをお散歩するのも素敵ですね。

トレーダークエストの報酬本は全部で9冊あり、それぞれがブリタニアにある街にまつわる紀行文になっています。ふだん行き慣れているはずの街の、別の側面がうかがえて楽しいですよ。現在Libarary Cafeでは9冊のうち5冊を収蔵しています。

【2019年9月26日追記】全9冊を収蔵いたしました。

 

Latour作「Yellow Bouquet(黄色い花束)」

徳之諸島の都、禅都にやってきた冒険者のRolfは、食事処の看板娘Nanakoにひとめぼれしてしまいました。すっかり恋わずらいになってしまったRolfは、禅都の花屋さんを観察して、一番売れている花の花束をプレゼントすることにします。ところが、その黄色い花は・・・。

 

最後に、私自身の作品を紹介させてください。この物語は徳之諸島が発見された頃に執筆したものです。実は以前、留学生の方からうかがった実話をもとにしています。Libary Cafeに収蔵しているほか、1階のベンダーでも販売しております。

 


私のことは「ラー」とお呼びください

Library Cafeの運営をはじめてから、いろいろな場所で、たくさんの方にお声がけいただく機会が増えました。ありがとうございます。でも私の名前Latour(ラトゥール)は、読みにくいうえに打ちにくいですよね。Latourとわざわざ呼んでいただくたびに、申し訳ない気持ちになります。

 

お友だちは私のことを「ラーさん」と呼んでくださっていて、私自身、こう呼んでいただくのをうれしく思っています。なので私のことはどうぞお気軽に、「ラー」と呼んでいただけたら幸いです。

 

今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥シャードの図書館、Library Cafeにいらしてくださいね。また桜シャードの図書館、NewMagincia Petrushka Library、出雲シャードの図書館、Magincia Libraryもよろしくお願いいたします。

 

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。



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