【企画展】Heavenly Books~装丁の美・挿絵の美~

Library Cafeについて

飛鳥シャードにあるLibrary Cafeは、ウルティマオンラインのプレイヤー作家さんが書いた本(PC本)やNPC本の収集・公開を行っている図書館カフェです。Library Cafe本館、Annex(分館)、Neo(新館)の3つの図書館に分けて収蔵されたたくさんの本たちをどなたでも読むことができます。

 

現在の収蔵している3455冊の本たちの詳細は収蔵図書リスト20210810をご覧ください。またSA本の収蔵状況についてはこちらをご覧ください。

Library Cafe本館にはルナゲート近くのFreeSpaceAsukaさんからテレポーターでお越しいただくのが便利です。詳しくはLibrary Cafeへの行き方をご覧くださいませ。

 


新館で企画展を開催します

本の魅力は読むことだけではありません。素敵な装丁や美しい挿絵なども私たちを満足させてくれます。近年はNPC本も流麗な挿絵の物が登場しました。そこでLibrary Cafe新館では企画展「Heavenly Books~装丁の美・挿絵の美」を開催します。本たちの蠱惑的な美しさをご堪能ください。

 

 

パンフレットもご用意しました

企画展といえば図録やパンフレットが付きもの。ということで今回はパンフレットをご用意しました。新館入口にいる司書に「book」と声をかけていただければ1日1冊お渡しいたします。パンフレットには展示品の簡単な説明が載っていますので参考にしていただければ幸いです。

 

 

展示は全12冊です

今回展示しているのは12冊の本たち。「ビジュアル重視」という今までにない基準で選ぶのは楽しかったです。NPC本はすんなり決まりましたが、PC本はなかなか難しい・・・。せっかくなのでこれをきっかけに読書好きになっていただけるよう、様々なジャンルの本を選んでみました。

 

 

第1部 PC本の挿絵・扉絵
作者名 作品名 備考
tukune ムングロのぞう PC本:漫画
CUP!D!TY*#050 Book of Drawings… PC本:画集*English
Aiolite ヴォレムは機械仕掛けの恋をするか? PC本:小説
Aiolite 夢の続きは深海で PC本:小説
TAIYOUJI ニュジェルムのリュート弾き PC本:絵本
Bunzo &TAIYOUJI ともしび【豪華限定版】 PC本:詩集
第2部 NPC本の装丁と挿絵
作者名 作品名 備考
真実の書 アビス沸きレア
Batlin フェローシップの経典 フェローシップ報酬
ジェローム女公爵の物語(銀メッキの本) 23周年記念アイテム
The Lycaeum The Three Treasures of  The Undead Lords
Sherry the Mouse An Alchemist’s Abomination An Alchemist’s Abomination
Elidyr Magics of Wildfire Treasures of Wildfire

今回の「図書カフェだより」ではこのうち4冊を紹介させていただきます。

 

④Aiolite: YOIYAMI Books作「Dreaming in the Abyss.(夢の続きは深海で)」

出雲の宵闇亭の店主でもいらっしゃるAioliteさんは「扉絵の美」という概念を取り入れた作家さんです。UO本の限られた仕様でもセンス次第でこんなにお洒落になるんですね。そしてただお洒落なだけでなく物語とマッチしたデザインになっています。ぜひ読んで確かめてみてくださいね。

 

 

⑤TAIYOUJI作「Nujelm Lute Playing(ニュジュルムのリュート弾き)」

飛鳥のダ・ヴィンチことTAIYOUJIさんによる121ページの大型絵本。Britanniaでは今までもたくさんの絵本が書かれてきましたが、この作品はそれらの現時点における到達点と言えるでしょう。なかでもアニメーションするクジラのシーンは圧巻。Wクリックに注意しながら読んでくださいね。

 

 

⑧Batlin作「フェローシップの経典」

宗教団体フェローシップに莫大な海上貿易物資を寄付するともらえた本です。教祖Batlinの思想と歴史観が書いてあるようですが、残念ながら私たちには一部しか読めません。ちなみにUltima7のマニュアルに全文が掲載されていて、外部サイトMetal Pageさんのこちらでも読むことができます。

 

 

⑩The Lycaeum編「The Three」

2020年秋に開催された公式イベント、トレジャー・オブ・ザ・アンデッドロードの報償のひとつです。この本の画期的だったのは挿絵が付いたこと。これは20年以上のUOの歴史の中でも初めてのことでした。挿絵の美しさは多くの人々の心を捕らえ、その後のイベントでも登場するようになりました。

 

 

ちなみに、展示⑪An Alchemist’s Abominationと⑫Magics of Wildfireも英語で書かれていますが、桜シャードのニュジェルムにあるブリタニア・アセニウムに日本語版が収蔵されています。ぜひこちらも併せてご利用ください。

 

 

展示中の本は館内どこででも読めます

コンテナの外にロックダウンしている本は移動しても18マス以内であれば開いたままなので、Library Cafe新館のどこででも読むことができます。階段を使っても大丈夫ですから屋上庭園などで読書することも可能です。ぜひお気に入りの本をお気に入りの場所で読んでみてくださいね。

 

企画展「Heavenly Books~装丁の美・挿絵の美」は9月末まで開催予定ですので、お手隙の時にお越しいただけたら幸いです。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 


新しくご寄贈いただいた本も1冊ご紹介しますね。

 

Mottie作「Book burning(本を焼く)」

舞台はオクロー島。様々な家の本棚から本を持ち出しては焼いている男がいました。果たして彼の目的は・・・。物語全体に不気味な雰囲気が漂っていますが、それらはUOの仕様やプレイヤーの行動様式に裏打ちされています。瑞穂のベテラン作家Mottieさんの世界観をご堪能ください。

 

 

 


今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥の図書館Library Cafeにいらしてくださいね。また桜の図書館NewMagincia Petrushka Library、出雲の図書館Magincia Library、大和の図書館bibliomaniaもよろしくお願いいたします。

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。

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