【図書カフェだより】飛鳥×Formosa融合事件

Library Cafeについて

飛鳥シャードにあるLibrary Cafeは、ウルティマオンラインのプレイヤー作家が書いた本(PC本)やNPC本の収集・公開を行っている図書館カフェです。Library Cafe本館)、Annex(別館)、Neo(新館)の3つの図書館に分けて収蔵されたたくさんの本たちをどなたでも読むことができます。

 

現在の収蔵している4188冊の本たちの詳細は収蔵図書リスト20230324をご覧ください。またSA本の収蔵状況についてはこちらをご覧ください。

 

Library Cafe本館にはルナゲート近くのFreeSpaceAsukaさんからハウス間テレポーターでお越しいただくのが便利です。また本館・別館・新館の各館はテレポーターで相互に結ばれており、簡単に行き来することができます。詳しくはLibrary Cafeへの行き方をご覧ください。

 

Twitterでも本のご寄贈など日々のLibrary Cafeの様子をご紹介しています。あわせてご覧くださいませ。


 早く来い来いメンテ明け♪

2023年2月26日。この日は朝からお昼にかけて大規模なメンテが予定されていました。その頃私は、リニューアル予定のLibrary Cafe別館のカスタマイズに没頭していて、メンテが終わるのを今か今かと待っていました。お昼過ぎにメンテが明けたのでさっそくログインすると・・・何かが変です。

 

タイムスリップ? 異世界転生?

なぜかLibrary Cafeではなく、ルナの宿屋にいます。しかもいつもの司書の制服(元々は専業ヒーラーの制服でした)ではなく初期装備です。ステータスやスキルもほとんど育っていません。巻き戻りにしてはあまりに戻り過ぎています。様子を確かめようと、外に出てみました。すると・・・。

 

そこは見知らぬ世界でした。Library Cafeとテレポーターで結ばせていただいているFreeSpaceAsukaさんの場所には違う建物が建っています。何かのバグが発生したことは間違いありません。もしかして異世界転生? もしくはタイムスリップしたのかも。ちょっとわくわくしながらお散歩してみました。

 

だんだん嫌な予感が・・・

Library Cafe本館の場所にも行ってみましたが当然ありません。嫌な予感がしてきました。しばらくするとツイッターもざわざわしてきて、どうやらここはFormosaらしいということになりました。「飛鳥のデータがFormosaに上書きされてしまったのかもしれない」という声も出てきて、背筋が寒くなりました。

 

 

 

 

 

 

飛鳥が消えてしまったら

Library Cafeの4000冊以上の本たちも消えてしまいます。

お願い、それだけは・・・。

 

 

 

 

有志たちによる仮説と検証

何人もの方が仮説を立て、検証を始めます。そしてFormosaで新キャラを作っていったんログアウトし、飛鳥にログインするとそのキャラがいることが確認されました。どうやらシャード選択画面で飛鳥を選択してもFormosaに繋がるだけで、飛鳥のデータは別に存在している可能性が高いようです。

 

 

とすると、私のこのキャラクターも、以前Formosaに本を探しに来た時に作ったキャラなのでしょう。どのシャードでも同じキャラクター名なので気づきませんでした。少し安心したので、裁縫店と雑貨店に行って司書の制服をあつらえます。やっぱりいつもの格好じゃないと調子が出ませんよね。

 

司書の制服に着替えてルナ銀行に行ってみると、飛鳥や他の日本シャードのお友だちが何人も集まっていました。この頃は「どうやら大丈夫らしい」という安心感が広がり、皆さんの口調も明るくなっていました。せっかくの機会だからとFormosaのプレイヤーと交流する人もいました。

 

飛鳥復活!

数時間後、飛鳥シャードは無事復旧。ようやく安心することができました。一時はどうなることかと思いましたが、笑い話ですんでよかったです。そしてその夜はGrenさんの一人芝居「二つの月の、その下で」(おーちゃんねるさんが表示されます)を楽しんだのでした。めでたしめでたし。

 

 

 

 

 

 

しかし、次の日にはさらなる恐怖が訪れることを、私はまだ知らなかったのです・・・。

(つづく)

 


今回も1冊の本をご紹介します。

Etgyv作「Diary Chapter 45」【本館1階111:作者名E③】

古き良きブリタニアをふりかえるEtgyvさんのエッセイの第45章です。今回のテーマは「詐欺」。UOは詐欺とシステム変更のいたちごっこの歴史でもあります。心の隙を突いたあの手この手をどうぞお楽しみください。なお本の再配架にともない、111番書架はEtgyvさん専門書架になりました。

 

 


今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥の図書館Library Cafeにいらしてくださいね。また桜の図書館NewMagincia Petrushka Library、出雲の図書館Magincia Library、大和の図書館bibliomania瑞穂の図書館Jhelom Tactics Libraryをよろしくお願いいたします。

 

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。

2 件のコメント

  • いつもの格好でないと調子が出えへんていうのは、いやもう ほんまに、わたしなんかは とても同感やねえ
    @-,,,-@ゞ

    • にわやぎさんも、いつもの格好でいらっしゃるからこそのにわやぎさんでいらっしゃると思います。
      ブリタニアではリアル以上に、外見がその人のアイデンティティに結びついているのでしょうね。

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