【図書カフェだより】第三回飛鳥文学賞:応募作品紹介②

Library Cafeについて

飛鳥シャードにあるLibrary Cafeは、ウルティマオンラインのプレイヤー作家が書いた本(PC本)やNPC本の収集・公開を行っている図書館カフェです。Library Cafe本館)、Annex(分館)、Neo(新館)の3つの図書館に分けて収蔵されたたくさんの本たちをどなたでも読むことができます。

 

現在の収蔵している4020冊の本たちの詳細は収蔵図書リスト20220527をご覧ください。またSA本の収蔵状況についてはこちらをご覧ください。

 

Library Cafe本館にはルナゲート近くのFreeSpaceAsukaさんからハウス間テレポーターでお越しいただくのが便利です。また本館・別館・新館の各館はテレポーターで相互に結ばれており、簡単に行き来することができます。詳しくはLibrary Cafeへの行き方をご覧ください。

 

Twitterでも本のご寄贈など日々のLibrary Cafeの様子をご紹介しています。あわせてご覧くださいませ。

 


ただ今14作のご応募があります

第三回飛鳥文学賞は5月27日現在で14作品のご応募をいただいております。また毎日たくさんの方々が展示会場まで作品を読みに来てくださっています。5月31日の〆切まであと5日。作家の皆さん、ラストスパートですよー!

 

 

感想文も募集しています

読者の皆さんの感想文も募集しています。お寄せいただいた感想文は「読書賞」選考の参考にさせていただくほか、文学賞終了後に各作者にお渡しします。作者にとって一番励みになるのは、自分の作品の感想を聞かせてもらうこと。短くてもかまいませんのでどしどしお寄せください。

 

 

Youtubeでも話題に

2022年5月21日のBBNN:Friでは、第三回飛鳥文学賞が特集されました。放送では飛鳥文学賞の応募状況などが紹介されたほか、mireさん作「The Night Watch」とZainさん作「Natt The Nutless」が、番組MCにして飛鳥文学賞実行委員長OUTさんによって朗読されました。アシスタントのBunny Hipさんとの軽妙なやり取りも必聴です。

 

2022年5月23日放送のバッカニアーズ・デン・マンデーでも、第三回飛鳥文学賞の話題を取り上げてくださいました。MCのCaptain Jordanさんは飛鳥文学賞実行委員のお一人、アシスタントのBAR-chinさんも作者としてご応募くださっています。放送では文学賞にまつわる様々なエピソードが語られました。

 

 

前回に引き続き、今回は新たにご応募いただいた9作品をご紹介いたします。


応募作品No.6 Alice de Tales作「I’m a Prisoner」

Aliceはオークダンジョンに囚われの身となっていました。「早く! この鎖を解いて!もっと近づかなければ見えません!」そんな叫び声もむなしくこだまするだけ。運が良ければ白馬の王子様が助けてくれるかしら。運が悪ければオークの晩ご飯? ため息をつくAliceの前に現れたのは・・・。

 

応募作品No.7 nekokap作「see you 会えたらいいね♪」

「僕」にはちょっと気になる女の子がいました。彼女はある日、僕の隣にぼんやり立っていて、声をかけようとしたらふっと消えてしまいます。仲間に聞いてみたら、どうやら同じギルドに所属しているようです。けれども一度も見かけたことがありません。はたして彼女の正体は・・・。

 

応募作品No.8 Gren作「Stay Tune」

「それではお前らちゃん!これからも良きUOライフを!」 30年以上続くラジオ番組BBNN Fridayを聞き終えた後、佑真は今熱中しているゲームにログインすることにしました。ゲームの名は「Ultima Online: VR」。古典MMORPGの代表格Ultima OnlineをVR化した大ヒット作です。ログインすると酒場の喧騒に包まれ・・・。

 

応募作品No.9 Niboshi作「Golden Spring」

修行中のトレジャーハンターのリュアンは、黒熊亭の店主グレンから紹介された護衛の仕事を引き受けました。場所はユー墓地の向こうの山のふもとあたり。依頼のついでに宝も掘れば一石二鳥かもしれません。さっそく同じ依頼を受けたユキクモとともにユーに向かいますが・・・。

 

応募作品No.10 Kryten作「Nujelm Bride ニュジェルムの花嫁」

スカラ・ブレイに買い出しに来た「私」は、不思議な女性にでありました。彼女は純白のウェディングドレスをまとっているのに、髪を覆うヴェールや花冠も、宝石を嵌めた腕輪や首飾りもありません。ニュジェルムまに行きたいという彼女に、エスコートを申し出た私ですが・・・。

 

応募作品No.11 BAR-chin作「Human TENSEI 2022 ヒューマン転生 2022」

徳之諸島の誉島の沼を治める蛙として裕福に暮らしていた「私」の日常は、突如押し寄せた人間たちによって乱されてしまいました。人間たちが去った後、沼の復興に燃える私は素晴らしいことを思いつきます。「人間になって、この沼を守る」 さっそくヨモツの長老を訪ねますが・・・。

 

応募作品No.12 元IPSの愚息チャンB作「CRAB_NET_#2」

「元アノニマス、ハッカー集団の切込隊長 イカれた大国の指導者の愛人を、懲罰ゲート送りにしたらしい」。物語はこんな謎めいた言葉から始まります。意味や理解をあざ笑うかのように散りばめられた文章は、読者を言葉の迷宮へといざないます。そして舞台はMoonglowならぬMoongolwへ・・・。

 

応募作品No.13 Super Cool J.作「Even If Nobody Knows」

ヴェスパーに住むアイリーンは、お転婆で心優しくとびきり綺麗な女の子。いつも男の子たちと路地裏や森の中を冒険をしています。そんな彼女が最近興味を持っているのは、街の誰からも相手にされない、元船乗りの飲んだくれでした。彼女が興味を持つ理由、それは彼の帽子が・・・。

 

応募作品No.14 Park GUELL作「Britannia’s wind 2022」

第一回から毎回詩を投稿してくださっているPark GUELLさんが、今年も応募してくださいました。今回は2篇の短い詩が収められています。詩のあらすじを書くのも野暮なので控えさせていただきますが、シンプルで軽やかな韻律はまさに風のよう。ぜひ直接読んで味わってみてくださいね。

 

 


今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥の図書館Library Cafeにいらしてくださいね。また桜の図書館NewMagincia Petrushka Library、出雲の図書館Magincia Library、大和の図書館bibliomania瑞穂の図書館Jhelom Tactics Libraryをよろしくお願いいたします。

 

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。



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