【図書カフェだより】第6回飛鳥文学賞:応募作品紹介①

Library Cafeについて

飛鳥シャードにあるLibrary Cafeは、ウルティマオンラインのプレイヤー作家が書いた本(PC本)やNPC本の収集・公開を行っている図書館カフェです。Library Cafe本館)Annex(別館)、Neo(新館)の3つの図書館に分けて収蔵されたたくさんの本たちをどなたでも読むことができます。

Library Cafe本館にはルナゲート近くのFreeSpaceAsukaさんからハウス間テレポーターでお越しいただくのが便利です。また本館・別館・新館の各館はテレポーターで相互に結ばれており、簡単に行き来することができます。詳しくはLibrary Cafeへの行き方と他シャードの図書館紹介をご覧ください。

Library Cafe5208の本たちの詳細は所蔵図書リスト(飛鳥)250506をご覧ください。またSA本の収蔵状況についてはこちらをご覧ください。

X(旧Twitter)でも本のご寄贈など日々のLibrary Cafeの様子をご紹介しています。あわせてご覧くださいませ。

 

Library Cafe倭国について

倭国シャードのルナ城内、銀行の西側を出てすぐのところにある集合住宅のあぴーと内にあるLibrary Cafe倭国は、倭国で書かれた物を中心にここにしかない本が何冊も収蔵されているほか、館長えみゅさんによるカスタマイズと内装が素敵です。こちらにもぜひ足を運んでみてくださいね。

Library Cafe倭国492の本たちの詳細は収蔵図書リスト(倭国)をご覧ください。

 


第6回飛鳥文学賞がはじまりました

5月1日から第6回飛鳥文学賞がはじまりました。5月6日現在で11冊の作品が応募され、Library Cafe新館の屋上庭園に展示されています。常連作家さんたちにまじって今回初参加の作家さんの作品もありますよ。応募期間は5月31日(土)まで。詳しい募集要項はこちらをご覧ください。

 

今年もくっちゃねさんが素敵なポスターを描いてくださいました。ありがとうございます。海底を思わせる幻想的な場所で本を執筆するさまざまな生き物(?)たち。第3回BBBにも作品を出品されたなまこさんもいるのが今のブリタニアらしいですね。温かみのある色のグラデーションが本当に素敵です。くっちゃねさんが今まで描いてくださったポスターはこちらをご覧ください。

 

感想文も募集しています

第6飛鳥文学賞は読者からの感想文も募集します。感想文は読者賞選考の参考にさせていただくほか、文学賞終了後にそれぞれの作者にお渡しいたします。感想文はLibrary Cafe新館屋上庭園の感想文用メールボックスに投函してください。またメールボックスの隣に感想文用の本を無料配布するベンダーを設置していますのでご利用ください。作家さんたちにとって感想文は何よりの励みになります。短くてもかまいませんのでぜひぜひお寄せくださいませ。

 


今回は第6回飛鳥文学賞にご応募いただいた11作品をご紹介いたします。

 

No.01 Sawako作『Lemon Cake(レモンケーキ)』

アンはスカラブレイに住むおばあちゃんにレモンケーキを届けるためにベスパーを出発します。でも野犬が飛び出してきて・・・。ブリタニアらしさ、そしてさわこさんらしさが随所に感じられる作品です。

No.02 Pepper Corn作『Den became Hell(地獄のバッカニアーズデン)』

「桟橋に冒険者が集まっていましたよ」新人ヒーラーの言葉にヒーラーギルドに緊張が走ります。大量の包帯の準備をするヒーラーたち。そう、それは「大惨事海戦」の始まりでした。

No.03 Yoko作『hato to watashi(鳩と私) 1-2』

ムーングロウのアパートで飲み物の調合に没頭する私のもとに、「ぐるっぽー」と鳩が来るようになりました。勝手に飲み食いする失敬するずうずうしい鳩に、毎日を飲み物と食べ物を用意する私でしたが・・・。

No.04 Gren作『Tenko White Fox(白狐のテンコ)』

まっ白な毛並みを持つ狐テンコは、誉島の森で一匹で暮らしていました。ある夜のこと、不思議な音色に誘われたテンコは、白い肌と青い目を持った少年に出会います。いつしか一匹と一人は・・・。

No.05 IZUMI MARCH作『O former adventurer(かつての冒険者たちよ)』

はるか昔のブリタニア。冒険者はラットマンを狩ってお金を貯め、やっと小さな家を手に入れました。やがて仲間たちが一人ずついなくなり、自身も引退します。そして20年の時が流れ・・・。

No.06 Yoko作『hato to watashi 3(鳩と私と、薬屋) 』

私がムーングロウの外れに薬屋を開いて2年。安くて良い店と評判を呼び、今日も常連の冒険者たちがあふれていました。でも私には悩みの種が。そして見かねた相棒(?)の鳩もついに・・・。

No.07 Musenlnshoku作『The Final With(最後の願い)』

かつての大魔導士が記した書物の複製品を称する本作には、あらゆる願いを叶えるための秘術が記されています。さあ、皆さんも本書を手にして儀式に臨みましょう。幸せが訪れるかもしれませんよ。

No.08 Yoko作『hato to watashi 4(鳩と私 最終章) 』

値上げをしても薬屋の常連たちが離れることはありませんでした。あいかわらず繁盛している店、そばには相棒(?)の鳩。この幸せな日々がいつまでも続くことが当たり前だと思っていましたが・・・。

No.09 agni作『help me from dungeon(とある旅人がダンジョンから助けを求めた話)』

ある日「ソーサリア互助会ブリタニアお助け結社」に緊急連絡が入ります。「知らないダンジョンから出られない。助けて」さっそく世話焼きたちはあれこれ聞き出しますが・・・。

No.10 agni作『Meet near the destard(生産業初心者と中級冒険者パーテーがダスタの近所で出会ったら)』

No.11 Latour作『A Librarian is Born(司書の生まれた日)第2版』

コーブで治療院を営む一家の幼い娘は、一人で薬草を摘んでいる時にヘッドレスと鉢合わせしてしまいます。何とか見張り小屋に逃げ込んだ彼女が、そこで見つけたものとは・・・。

 


今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥の図書館Library Cafeにいらしてくださいね。倭国の図書館Library Cafe Wakoku、出雲の図書館Magincia Library瑞穂の図書館Jhelom Tactics Library、もよろしくお願いいたします(大和のbibliomania桜のNewMagincia Petrushka Libraryはただ今休館中です)

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はるくさんに描いていただきました。

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