【図書カフェだより】第5回飛鳥文学賞:応募作品紹介③

Library Cafeについて

飛鳥シャードにあるLibrary Cafeは、ウルティマオンラインのプレイヤー作家が書いた本(PC本)やNPC本の収集・公開を行っている図書館カフェです。Library Cafe本館)、Annex(別館)、Neo(新館)の3つの図書館に分けて収蔵されたたくさんの本たちをどなたでも読むことができます。

 

現在の収蔵している4862冊の本たちの詳細は所蔵図書リスト240513をご覧ください。またSA本の収蔵状況についてはこちらをご覧ください。

 

Library Cafe本館にはルナゲート近くのFreeSpaceAsukaさんからハウス間テレポーターでお越しいただくのが便利です。また本館・別館・新館の各館はテレポーターで相互に結ばれており、簡単に行き来することができます。詳しくはLibrary Cafeへの行き方をご覧ください。

 

X(旧Twitter)でも本のご寄贈など日々のLibrary Cafeの様子をご紹介しています。あわせてご覧くださいませ。


応募作品を〆切りました

第5回飛鳥文学賞の募集を締め切りました。応募数は43作品。前回第4回を10作品も上回り過去最多となりました。今回は常連作家さんに加え、新人作家さんや飛鳥以外のシャードからのご応募が多いのが特徴です。たくさんのご応募ありがとうございました。心より御礼申し上げます。

 

感想文は6月21日(金)朝のメンテまで受け付けます

作家さんのターンが終わり、今は読者の皆さんのターンです。応募作品に対する感想文で作家さんたちを応援しましょう! 感想文用の本は展示会場のベンダーで無料配布しています。感想文は6月21日(金)朝のメンテまで受け付け、翌21日の表彰式でそれぞれの作者にお渡しいたします。

 

なお、6月14日(木)までに投函していただいた感想文は「読者賞」選考の参考にさせていただきます。

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今回は第5回飛鳥文学賞にご応募いただいたうち11作品をご紹介いたします。

 

No.21 Snow-Spider作「Let’s catch up……(ひさしぶり)」

「Hi おはよう」からはじまる「私」から久しぶりに目を覚ました「キミ」への手紙です。そこで語られるのは、多くのブリタニアンが経験したことがあるであろう懐かしい思い出の数々。そう、ブリタニアは今も歴史を刻んでいます。そして私たちはみんな「キミ」の帰りを待っています。

 

No.22 Miso作「aStoryOFTresureHunter(トレハンの達人(?))」

あるトレジャーハンターの物語。エナジー・ボルテックスでガーディアンを倒し、開錠も無事成功。目の前に現れた宝の山に心躍らせたとたん世界が暗転し・・・。ミスがミスを呼びあれよあれよという間に平常心が乱れていく様は誰しも経験したことがあるはずで、読者の共感を誘います。

 

No.23 YUKISTARsF作「Guildmen」

海の男たちの労働歌いわゆるシーシャンティです。ブリタニアの海に生きる荒くれどもの生き様と心意気が、勇ましいリズムによって雄大に歌い上げられます。この歌の元になった「Wellerman」という曲に合わせて歌うとより楽しめるはずです。よろしかったらYoutubeなどで検索してみてくださいね。

 

No.24 Nagi作「ReturnTamer&OddGirl(復帰したお散歩テイマーはフシギちゃんによく思われたい)」

十数年ぶりにブリタニアに帰ってきた「俺」。四苦八苦して動きを思い出しながら歩き回るうちに海岸で指輪を拾います。「それを持ち主に返すと徳が上がる」と教えられた俺は、匂いで持ち主が住む場所と名前がわかるという、ちょっとフシギちゃんな女の子と一緒に持ち主探しを始めますが・・・。

 

No.25 Ruppina作「suwaru(座る)」

私たちブリタニアンが普段何気なく行っている動作「座る」についてつづられたエッセイです。読み進めるにつれて、こんなシンプルな動作ひとつがブリタニアを魅力的な「世界」にしていることに気づかされます。読みを終えた後はきっとあなたも座れる場所を探しに行きたくなります。

 

No.26 nanaochan作「H H R xxx」

パーソナリティななおがヒスロス島からお送りするラジオ番組「Hythloth Horror Radio」。今夜もリスナーから届いたお便りを読み上げていきますそれは遠距離スピーカーにまつわるちょっと怖い話。そして番組終了後に・・・。本編に添えられた別冊「Diary」を読むとより怖さを楽しむことができます。

 

 

No.27 Apricot Jam作「One More」

1年前にダガー島で起きた屍食鬼騒動と騎士の失踪。うやむやのまま一応の落ち着きをみせた「あの」事件の再調査を命じられたトリンシックの騎士カイトは、ある「願い」を認めてもらうことを条件に任務を引き受けます。島に着いたカイトは一軒の宿を拠点に調査を開始しますが・・・。

 

No.28 Lia the stitcher作「Why you need an APB(罠箱のすすめ)」

先生の下での戦闘の修業を終えて部屋を出ることになった主人公が、弟妹弟子のために自らの経験を書き残した手記です。ある日の訓練で罠箱(APB)を忘れてしまった主人公。それは先生の想像を絶するスパルタ教育の始まりでした・・・。APBに関する解説書としても実用的な一冊です。

 

No.29 MAYUTA作「TEN CARU 3(転生したらカルゴだった件 第三章)」

(八奈見乗児さんのナレーションで)ブリタニアからドラゴンボールの世界にカルゴとして転生してしまったマユタ。帰る手段を探すうちに同じくブリタニアから転生してきたDB芸人Freezaと戦い敗北してしまう。だが最長老様にパワーアップしてもらい、Freezaとの最終決戦に挑むのであった・・・。

 

No.30 Gren作「White Pig Leapt Time(時をかける白豚)」

吸血鬼化する力と騎士と武士道のスキルを兼ね備えた対モンスター戦最強の職業、いわゆる「白豚」のカノは、ダスタードで古代竜を狩った帰路、見知らぬ細い通路に迷い込んでしまいました。帰り道がわからず途方に暮れるカノの前に黒いローブに身を包んだ妖艶な女が現れて・・・。

 

 

No.31 Chandra作「Oyabun to Kobun(親分と子分)」

忍者頭巾の親分とプレートヘルムの子分、ふたりの泥棒の会話を描いたお話です。ドジばかりの子分を粛々と諭す親分とどこかピントのずれた子分。会話がかみ合わず二転三転する筋からオチにいたるまでの軽妙な語り口はまさにUO落語といった味わいです。お後がよろしいようで・・・。

 

 

 


瑞穂で数百冊の本をご寄贈いただきました

瑞穂TdiraさまとSynaさまから数百冊の本たちをご寄贈くださいました。2020年7月にNow Readingさんから回収された本を保管しておいてくださったのだそうです。ありがとうございます。ただ今第5回飛鳥文学賞開催中なのでお時間を頂戴してしまいますが、少しずつ整理・リスト化したいと思います。

 

Library Cafe未収蔵の本は書写して飛鳥に転送して収蔵させていただきます。すべての原本は瑞穂で大切に保管させていただき、いつか瑞穂に新しい図書館ができたら寄贈させていただこうと思っております。

 


今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥の図書館Library Cafeにいらしてくださいね。出雲の図書館Magincia Library瑞穂の図書館Jhelom Tactics Library、をよろしくお願いいたします(大和のbibliomania桜のNewMagincia Petrushka Libraryはただ今休館中です)。

 

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。



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