【図書カフェだより】シャード限定レア転送作戦!

Library Cafeについて

飛鳥シャードにあるLibrary Cafeは、ウルティマオンラインのプレイヤー作家が書いた本(PC本)やNPC本の収集・公開を行っている図書館カフェです。Library Cafe本館)、Annex(別館)、Neo(新館)の3つの図書館に分けて収蔵されたたくさんの本たちをどなたでも読むことができます。

 

現在の収蔵している4396冊の本たちの詳細は収蔵図書リスト(2023年8月17日現在)をご覧ください。またSA本の収蔵状況についてはこちらをご覧ください。

 

Library Cafe本館にはルナゲート近くのFreeSpaceAsukaさんからハウス間テレポーターでお越しいただくのが便利です。また本館・別館・新館の各館はテレポーターで相互に結ばれており、簡単に行き来することができます。詳しくはLibrary Cafeへの行き方をご覧ください。

 

X(旧Twitter)でも本のご寄贈など日々のLibrary Cafeの様子をご紹介しています。あわせてご覧くださいませ。


今回はThe T’e’ncho-さんからご寄贈いただいた飛鳥のシャード限定アイテム「Renfryの遺留品」を北斗から転送し、Library Cafe新館1階に展示するまでの顛末についてご紹介いたします。

 

きっかけはThe T’e’ncho-さんのツイート

今年5月、The T’e’ncho-さんが「飛鳥シャード産の超古いユニークレアがあって今北斗にあるんだけど、やっぱりこういうのは産地である飛鳥にあるべきだよなー」「飛鳥シャードで欲しい人いないだろうか。欲しい方いたらお願いします!」とツイートされました。どうやら本のアイテムのようです。

 

 

アイテムの名前はRenfryの遺留品。1999年に開催された長期イベント「皇帝Golmor降臨」の中のひとつで7月に開催されたミニイベント「Venessa復活!」にちなむアイテムです。Golmor配下の4将軍のひとり鬼神Venessaの復活を目論むイビルメイジの集団をDestardで発見したレンジャーRenfryが残した手記だそうです。

 

「Venessa復活!」は他の日本シャード(当時は大和、倭国、北斗)でも開催されましたが、何らかの理由で飛鳥でのみプレイヤーによって入手された物なのだとか。

【2023年8月18日追記】関連するイベントは「Venessa復活!」ではなく飛鳥シャードのみで開催された「Renfryの探査」だったという情報もありますが(こちらをご覧ください)詳細はわかりません。現時点で最も可能性が高いのはBNNの過去ログなどで記事が確認できる「Venessa復活!」だと思われます。このアイテムやイベントについてお詳しい方がいらっしゃいましたら情報提供をいただければ幸いです。

 

るくさんやMAYUTAさんが「Library Cafeに展示しては?」とコメントで提案してくださいました。もし展示させていただけるのなら大変光栄です。思い切ってご寄贈のお願いをしたところ、The T’e’ncho-さんから「Library Cafeさんならうってつけですね! こちらこそぜひお願いしたいです!」ご快諾いただきました。

 

 

ところでこのアイテムはプレイヤーのバックパックに貼り付いて取れなくなるという変わった特徴があるため、通常の受け渡しはできません(左のGIFをご覧ください)。オークション金庫に出品することは可能なので、オークションで落札することが唯一のやり取りの方法とのことでした。

 

おそらく全シャードでひとつしかない貴重なアイテムです。手違いなどで消失しまうことのないよう、The T’e’ncho-さんと何度もメッセージをやり取りして不明な点を答えていただいたり、受け渡しの手順を確認しました。

 

重過ぎて落札できない!?

北斗シャードのルナでと待ち合わせ、孤島にあるお店に連れて行っていただきました。さっそくオークション金庫から落札しようとしたら・・・できません。ふたりで検討したところ、このアイテムは255ストーンあるため、初期キャラの私では重過ぎて持てないのが原因のようです。

 

 

ランタンや帽子、エプロン、サンダルなどを次々と脱いで軽量化してみました。なんだかエスコートNPCのような恰好になってしまいましたが、それでもやっぱり落札できません。

 

 

 

軽量化がだめなら、持てる総重量を増やすしかありません。The T’e’ncho-さんがSTRアップの装備をいくつも貸してくださいました。指輪にブレスレット、革鎧、剣、盾、熊帽子といろいろ着こんでみます。最終的に488ストーンまで持てるようになりました。

 

 

それでもなかなかうまくいかないので、2人とも別アカウントの分身まで動員していろいろ試し、1時間ほど悪戦苦闘してようやく落札することができました。結局なぜ落札できなかったのかはよくわかりませんでしたが、まずは第一段階クリアです。

 

 

飛鳥へ転送

今度は飛鳥に転送しなければなりません。ただでさえ転送にはリスクがつきもの。特に怖かったのが転送コンテナに貼りついて取れなくなる可能性です。経験豊富なThe T’e’ncho-さんにいろいろ教えていただき、最終的に「転送コンテナから取り出せる可能性が非常に高い」ということになりました。

 

祈るような気持ちでキャラクター転送開始。うまくいきますように・・・。

 

 

 

無事飛鳥に到着。転送コンテナからも問題なく取り出すことができました(相変わらずバックパックにはくっつきましたが)。ここでモンスターに倒されてルートされたり死体ごとアイテムが消えてしまったらは元も子もないので、いつもより慎重にムーンゲートに向かいます。

 

 

Library Cafe新館1階に展示しました

無事Library Cafe新館に到着。さっそく1階にオークション金庫を設置し、Renfryの遺留品を展示しました。看板にはThe T’e’ncho-さんにご寄贈いただいたことと、アイテムの簡単な説明を記載させていただきました。これで一安心です。貴重なアイテムをご寄贈いただき本当にありがとうございました。

 

その後、オークション金庫以外の展示方法についてツイッターで呼びかけたところ、makotoさん、FALFさん、a Nekoさんがテストセンターで様々な方法を検討・検証をしてくださいました。ありがとうございます。今のところやはりオークション金庫が一番確実なようですので、当面はこの方法で展示します。

 

 

ご寄贈くださったThe T’e’ncho-さんをはじめたくさんの方々のお力添えにより、飛鳥シャードの限定レアの本が飛鳥シャードに戻ってきました。飛鳥のみならずブリタニアの歴史を物語る共有財産として、誰もが見られるかたちで末永く収蔵させていただきます。

 


今回は1冊の本をご紹介いたします。

RAIDEN作・Pepper Corn編「UO YOUGO JITEN(UO用語辞典)」全2巻(別館2階2218番書架)

Ultima Onlineで使われている様々な専門用語をまとめた辞典です。第1巻はアルファベット表記の用語が、第2巻は仮名・漢字表記の用語がまとめられています。復帰者さんや新規さんに特にお勧めですが、長くUOを続けていても意外と知らない言葉が多いことに気づかされます。

 

 

 


今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥の図書館Library Cafeにいらしてくださいね。また桜の図書館NewMagincia Petrushka Library、出雲の図書館Magincia Library、大和の図書館bibliomania瑞穂の図書館Jhelom Tactics Libraryをよろしくお願いいたします。

 

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。

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