色とりどりの本たち~Asari様からの寄贈本~

Twitterをはじめました

Twitterをはじめてみました。本の寄贈をいただいたらすぐにお知らせしたいのですが、こちらのブログ「図書カフェだより」はどうしても更新に時間がかかってしまいます。そんな時はTwitterでお知らせしようと思います。ほかにもLibrary Cafeの話題をつぶやかせていただきますね。

 

Asari様から寄贈をしていただきました

Asari様から40冊以上の本を寄贈していただきました。しかも作者ごとに別の色に染めてくださっています(左の写真はその一部です)。こうして並べてみるととてもきれいですね。物語の内容に合った色に染めたら素敵かもしれません。私も次の作品で試してみようかしら。

 

それではAsari様から寄贈していただいた本をいくつかご紹介します。

Aiolite: YOIYAMI Books作「Do Vollems Love of Mechanical?(ヴォレムは機械仕掛けの恋をするか?)」

鍛冶屋兼鉱夫の男は護衛として一匹のヴォレムを譲り受けます。ところがこのヴォレム、わがままでまるで言うことを聞きません。仕方なく男は細工師に頼んで機械仕掛けのヴォレムを作ってもらいました。それを見たヴォレムは・・・。健気なヴォレムにキュンとなりますよ。

 

Aiolite: YOIYAMI Books作「Dreaming in the Abyss.(夢の続きは深海で)」

釣りで古ぼけた時計を釣り上げたその夜から不思議な幻を見るようになりました。次の日は少女の絵画、その次の日は衣装箱。沈没船の積み荷を釣り上げるたび幻の登場人物が増えていきます。夢ともうつつともつかない幻想的な世界・・・。

 

Aiolite: YOIYAMI Books作「For a Beautiful Night.(美しい夜のために)」

妻を病で失った男。葬儀の日、彼は妻の棺にそっとコミュニケーション・クリスタルを忍ばせます。ただ妻の「音」を聞きたい一心で。やがて聞こえてきたのは・・・。狂気に侵されていく男の心理がゾッとするほど美しい文章でつづられます。

 

Aiolite: YOIYAMI Booksさんの作品は流麗な文体や独特の世界観もさることながら中表紙の美しいデザインが魅力的。タイトルもセンスを感じます。ご紹介したほかにも9つの作品がありますのでぜひLibrary Cafeでお読みになってみてくださいね。

Kryten作「My Special Lunch(愛の特製ランチ)」

調理GMの「わたし」が愛しのダーリンのために特製ランチを作ろうと大奮闘! 甘々なモノローグに読んでいるこちらも思わず「ごちそうさま」とつぶやきたくなります。続編として「愛の特製ディナー」(2巻)、「愛の特製スイーツ」(2巻)もありますよ。

 

Kryten作「The Oak Tree(木の王者)」(2巻)

オークの大樹に見守られながら成長した男。彼の静かな日々はオフィディアンがべスパーに侵攻したことで破られます。男は重傷を負い死を覚悟しますが、その時・・・。2006年のオフィディアン侵攻イベントをもとに執筆された物語です。

 

Kryten作「The Naturalist’s Report(ナチュラリスト・リポート)」(2巻)

ライキュームでは植物学者たちが研究にいそしんでいます。ソフィアの論文を褒めるローランド。研究について彼の意見を求めるソフィア。彼女に未公開の研究ノートを見せるローランド。お礼に自宅に食事に招待しようとするソフィア・・・。不器用過ぎるふたりのやり取りにニヤニヤが止まりません。

 

Krytenさんの作品は軽いタッチのコメディが多いせいか、中長編を読んでも長さを感じさせません。またNPC本の翻訳にも力を入れていらっしゃる多才な作家さんです。紹介できなかった作品が他にもありますのでぜひLibrary Cafeで読んでみてくださいね。

Dali the Vagrant作「from TOUDAI-JIMA01(灯台島通信)」(5巻)

首都防衛と海難救助のために私財を投じて島に灯台を建設した男の一代記が、リリカルな七五調でつづられています(一部小説風の散文も)。その長さなんと200ページ×5巻=1000ページ! これはもう一大叙事詩と呼んでも過言ではありません。

 

Dali the Vagrantさんは今でもたまに屋台街で本を売っていらっしゃるのをお見かけすることがあります。まさに現代の吟遊詩人ですね。なお灯台島は実在するそうなのでいつか聖地巡礼(?)してみたいと思います。

 

これでLibrary Cafeの蔵書は405冊になりました。 Asari様、ご寄贈ありがとうございました。

 

Library Cafeの場所のおさらい

Library Cafeは飛鳥・トランメルのミノックの西の森の中にあります。Vesper Governor’s Mini Hall様、FreeSpaceAsuka様との間をハウス間テレポーターで結ばせていただいています。FreeSpaceAsuka様はルナゲートから徒歩2秒の所にあるのでこちらからお越しいただけると便利です。また店内のベンダーで無料のルーンをお配りしております。「図書館カフェ」でベンダー検索していただいても見つかりますよ。

 

Library Cafeの場所(※別サイトMEGA STORE様の「UO LOCATOR」で地図を表示します)

 

今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひLibrary Cafeにいらしてくださいね。

 

 

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。

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