【図書カフェだより】倭国にちなんだ新作募集①

Library Cafeについて

飛鳥シャードにあるLibrary Cafeは、ウルティマオンラインのプレイヤー作家が書いた本(PC本)やNPC本の収集・公開を行っている図書館カフェです。Library Cafe本館)、Annex(別館)、Neo(新館)の3つの図書館に分けて収蔵されたたくさんの本たちをどなたでも読むことができます。

 

現在の収蔵している4955冊の本たちの詳細は所蔵図書リスト240826をご覧ください。またSA本の収蔵状況についてはこちらをご覧ください。

 

Library Cafe本館にはルナゲート近くのFreeSpaceAsukaさんからハウス間テレポーターでお越しいただくのが便利です。また本館・別館・新館の各館はテレポーターで相互に結ばれており、簡単に行き来することができます。詳しくはLibrary Cafeへの行き方をご覧ください。

 

X(旧Twitter)でも本のご寄贈など日々のLibrary Cafeの様子をご紹介しています。あわせてご覧くださいませ。

 


Library Cafe倭国の準備が進んでいます

倭国ルナのえみゅさんの下宿屋さんあぴーと内にできるLibrary Cafe倭国の準備が進んでいます。最初の蔵書として436冊の本を11架の本棚に収蔵しました(収蔵図書リストはこちらです)。長く読み継がれている名作から第5回飛鳥文学賞に出展された最新作まで、自信を持ってお届けするラインナップです。

 

倭国にちなんだ新作も続々集まっています

Library Cafe倭国の開館を記念して開催している「倭国にちなんだ新作募集」には現在12作品のご応募があります。〆切の8月31日(土)までまだ時間がありますので、引き続きご応募をお待ちしております(募集要項はこちらをご覧ください)。応募作品に対する感想文もぜひお寄せくださいませ。

 

オープンセレモニーは9月7日(土)です

9月7日(土)22時15分より、Library Cafe倭国のオープンセレモニーが開催される予定です。セレモニーでは「倭国にちなんだ作品募集」の応募者の皆さまに記念品と感想文が贈呈されるほか、ミニゲームが企画されているみたいですよ。たくさんのご来場を心よりお待ちしています。

 

 

 


今回は「倭国にちなんだ新作募集」にご応募いただいた本たちのうち8作品をご紹介いたします。

 

No.01 only作「Stand by me Clown(私のそばにいて)」

倭国に裁縫が得意な良いピエロが洋服店を営んで平和に暮らしていました。ある日のこと、倭国の街中にモンスターがあふれかえって大混乱に。そんな中、良いピエロのお店に同じピエロの恰好をした逃亡者が舞い込んできました。騒ぎが収まった後、意気投合したふたりでしたが・・・。

 

No.02 Hina作「MUJIN EKI(無人駅 倭国ビーチフラッグ)」

旅人のひながふらりと降りた無人駅、倭国。夏の日差しの浜辺を散策していると、「勝負だ、ミナクス」という声が響きます。そこで繰り広げられるのは・・・。シャード間転送を旅に、倭国を無人駅に、そしてお馴染みの「あの」イベントをビーチフラッグに喩えたユニークな作品です。

 

No.03 metto作「manica corta(試験に出る袖魔法)」

法スキルの上級プロトコルとされる「袖魔法」を、一問一答形式で学習できると謳った教本です。常識で解けるような簡単な問題ばかり・・・と思いきや、シュールかつ不条理な模範解答の数々はまるで運転免許の学科試験のよう。作者めとさんのユーモアセンスが光ります。

 

No.04 Ruku作「Crazy Pierot(クレイジーピエロ)」

「狂乱のピエロ」の異名を持つえみゅの力によって、倭国は国中が道化服に染め上げられていました。一方、半袖服の布教を目論むハンソデは、えみゅに勝負を挑まんと暗黒ピエロ城を訪れます。やがて巨大な両手斧を手にしたえみゅが現れ・・・。異色のバイオレンス・ファンタジーです。

 

No.05 Redder Makes作「Memory&Record Gallery(記憶と記録の回廊)」

倭国に新しくできた図書館を訪れた「主人」と物語の語り手は、地下にある不思議な場所へと迷い込んでしまいます。「ここは記憶と記録の回廊」と告げる道化師に促されてテーブルに着く主人と語り手。そして聞こえてきたのは・・・。未来から現在を覗くような不思議な味わいです。

 

No.06  Captain Yuki作「When I transferred it, it turned out to be Wakoku(転送したら倭国だった件)」

北斗で開催される大きなイベントに参加するためにシャード間転送をしたネオバは、どういうわけか倭国にたどり着いてしまいます。同じく意図せずに倭国に転送していた旧知のアッキー出会ったネオバ。意気投合した二人は倭国で一緒にシャドウガードに挑むことにしますが・・・。

 

No.07  Clara Ocean作「Fisrerman’s Suplex(UO釣りくらら)」

くららさんが「釣り博物館」を設立するまでの釣り記録です。UOで釣ることのできる全35種類の魚の解説とともに、その魚を釣った時のエピソードがつづられています。魚類の解説書でありつつエッセイ集でもあるという大変ユニークな一冊。ボリュームも161ページと読み応えがあります。

 

No.08  Takky作「WKK Daigyosyo Story(倭国大行商物語)」

ユーの森で木を切っていた大工の少女ラピスラズリは、ムーングロウ首長のタッキーから声をかけられます。倭国大行商のベンチや机の作成に協力してほしいとのこと。了承したラピスラズリは初めて倭国大行商を訪れますが・・・。実在のイベントの様子がにぎやかに描かれます。倭っしょい!

 

 

No.09以降の作品は次回ご紹介させていただきます。

 


今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥の図書館Library Cafeにいらしてくださいね。倭国の図書館Library Cafe Wakoku、出雲の図書館Magincia Library瑞穂の図書館Jhelom Tactics Library、もよろしくお願いいたします(大和のbibliomania桜のNewMagincia Petrushka Libraryはただ今休館中です)。

 

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。



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