3000冊の本たちとともに~蔵書の統合&再配架完了のご報告~

Library Cafeについて

飛鳥シャードにあるLibrary Cafeは、ウルティマオンラインのプレイヤー作家さんが書いた本(PC本)やNPC本の収集・公開を行っている図書館カフェです。Library Cafe本館、Annex(分館)、Neo(新館)の3つの図書館に分けて収蔵されたたくさんの本たちは、どなたでも読むことができます。

 

現在の収蔵している3039冊の本たちの詳細は、収蔵図書リスト20201108をご覧ください。またSA本の収蔵状況についてはこちらをご覧くださいませ。

 

 


蔵書の統合&再配架作業が終了しました

瑞穂Now Readingさんと桜SAKURA Libraryさんの蔵書をLibrary Cafeに統合&再配架する作業が完了しました。Library Cafeは本館、分館、そして新たに生まれた新館の3館に、3000冊以上の本たちを収蔵して再出発します。今回はリニューアルしたLibrary Cafeについてご案内いたします。

 

 

森の中の図書館カフェ~Library Cafe(本館)

森の中にたたずむLibrary Cafe本館のテーマは「癒し」。2階建ての館内には24架の書架があり、作者名A~Kの小説・エッセイなどが収蔵されています。また私Latourの書いた作品や、作家さんたちのための白紙の本を扱うベンダーたちも、皆さまのご来館をお待ちしています。

 

Library Cafe本館には、ルナゲート近くのFreeSpaceAsukaさんからテレポーターでお越しいただくのが便利です。詳しくはこちらをご覧くださいませ。

 

暖炉のそばで読書を~Library Cafe Annex(分館)

本館から南東に10歩の所にあるLibrary Cafe Annex(別館)のテーマは「くつろぎ」。暖炉を囲むように高くそびえる20架の書架には、作者名L以降の小説・エッセイが収蔵されています。また農園をイメージした広い庭は、飛鳥文学賞などのイベント会場としても利用されています。

 

 

石造りの知の殿堂~Library Cafe Neo(新館)

新たに誕生したLibrary Cafe Neo(新館)のテーマは「厳かさ」。砦の雰囲気を活かして知的な空間を演出しました。30架の書架には詩集、絵本、雑誌、PCイベントなど小説以外のPC本、NPC本(日本語・英語・翻訳)やタウンクライヤー紙などを収蔵しています。当面は1階のみで営業します。

 

新館の内装は、私の憧れの図書館のひとつ、アイルランドにあるダブリン大学トリニティ・カレッジ図書館などを参考にしています。また「座りながら本が読めるようにしてほしい」というご要望を受けて、すべての書架の本はベンチに座りながらゆったり読んでいただくことができます。

 

ところで、新館には閲覧注意の本を収蔵する「地獄の書庫」があります。その入口は厳重に閉ざされていますが、司書がうっかり置き忘れたメモ書きの謎を解くことができれば、忍び込むことができるかもしれません。どこかにあるヒントを参考に探してみてくださいね。

 

 

3館はテレポーターで結ばれています

これら3館はハウス間テレポーターで相互に結ばれており、簡単に行き来することができます。赤い看板は本館を、黄色い看板は別館を、青い看板は新館をそれぞれ表しています。雰囲気の違う3つ図書館を思いのままにめぐって、読書のはしごをしてみてはいかがですか。

 

 

たくさんの方々の想いを継いで

ピーチさん、そしてラナさんによって運営されてきたSAKURA Library。その蔵書の行き先についてミケさんからご相談をいただいたのは今年5月末のこと。桜に用意していただいた塔で約1000冊の本の整理を開始し、にわとりさんにリスト化をお手伝いいただきながら、少しずつ進めてきました。

 

 

これらの本たちのうち、Library Cafeで未収蔵だった約450冊を書写し飛鳥に運びました。オリジナルは桜のPetrushkaさんのNewMagincia Petrushka Libraryが収蔵してくださいました。これでより多くの皆さまに読んでいただき、また本の消失のリスクを減らすことができます。

 

 

Clothoさんが運営されていたNow Readingの危機を、sugarflakeさんのツイートで知らせていただいたのが7月6日。シャードを超えて駆けつけてくださったたくさんの方々によって約1300冊の本が救われ、にるさんの本置き場に集められました。この時のことを思うと、今も胸が熱くなります。

 

Library Cafe未収蔵の約1000冊を飛鳥に運んでくださったのはHOLLY-BELLさん、Millonさん、匿名希望さんでした。にわとりさんmintさんが用意してくださった砦で整理&統合作業をさせていただき、砦はそのままお譲りいただいてLibrary Cafe Neo(新館)となりました。

 

たくさんの方々の想いがつないだ本たちは、ご縁あってLibrary Cafeに収蔵させていただくことになりました。約半年のお時間をいただいてしまいましたが、ようやく完了のご報告ができてホッとしています。これらの本たちは、末永く大切にお預かりさせていただきます。

 

 

温故知新をモットーに

もちろん、かつて書かれた本だけではありません。ブリタニアには現役の作家さんたちがたくさんいらっしゃり、新たな作品が生まれ続けています。Library Cafeはこれからも、ベテラン作家さんによる古典的名作のとともに、新進気鋭の作家さんたちによる新しい作品もご紹介していく予定です。

 

これからもLibrary Cafeをどうぞよろしくお願いいたします。

 

 


今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥シャードの図書館、Library Cafeにいらしてくださいね。また桜シャードの図書館、NewMagincia Petrushka Library、出雲シャードの図書館、Magincia Libraryもよろしくお願いいたします。

 

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。

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