【図書カフェだより】倭国にちなんだ新作募集②

Library Cafeについて

飛鳥シャードにあるLibrary Cafeは、ウルティマオンラインのプレイヤー作家が書いた本(PC本)やNPC本の収集・公開を行っている図書館カフェです。Library Cafe本館)、Annex(別館)、Neo(新館)の3つの図書館に分けて収蔵されたたくさんの本たちをどなたでも読むことができます。

 

現在の収蔵している4958冊の本たちの詳細は所蔵図書リスト240902をご覧ください。またSA本の収蔵状況についてはこちらをご覧ください。

 

Library Cafe本館にはルナゲート近くのFreeSpaceAsukaさんからハウス間テレポーターでお越しいただくのが便利です。また本館・別館・新館の各館はテレポーターで相互に結ばれており、簡単に行き来することができます。詳しくはLibrary Cafeへの行き方をご覧ください。

 

X(旧Twitter)でも本のご寄贈など日々のLibrary Cafeの様子をご紹介しています。あわせてご覧くださいませ。

 


倭国にちなんだ新作募集を締め切りました

Library Cafe倭国の開館を記念して開催された「倭国にちなんだ新作募集」には全部で17作品のご応募がありました。Library Cafe倭国に展示中ですのでぜひ読みにいらしてくださいね。なお感想文は9月7日(土)朝7時のメンテナンス前まで受け付け、オープニングセレモニーで作者にお渡しします。

 

オープンセレモニーは9月7日(土)です

9月7日(土)22時15分より、Library Cafe倭国のオープンセレモニーが開催される予定です。セレモニーでは「倭国にちなんだ作品募集」の応募者の皆さまに記念品と感想文が贈呈されるほか、ミニゲームも企画されています。たくさんのご来場を心よりお待ちしています。

 

Library Cafe倭国のが併設されているあぴーとの場所はこちらです(MEGA STOREさまのUO Locatorが表示されます)。ルナ銀そばの一等地。えみゅさんプロデュースによるカスタマイズが本当に素敵です。オープニングセレモニーもこちらで開催されます!

 

 


今回は「倭国にちなんだ新作募集」にご応募いただいた本たちのうち、前回ご紹介できなかった9作品をご紹介いたします(前回ご紹介した8作品はこちらです)。

 

No.09 Latour作「Wakoku Tsurezure(倭国つれづれ)」

Library Cafe倭国に収蔵した本たちを題材としたエッセイです。2008年のクリスマスイベントを題材にした作品「世界で一番幸せな木」や2013年のバレンタインイベントの7巻本、倭国でかつて発行されていた雑誌「Monthly Wakoku」、倭国と双子のシャードなど、倭国の魅力を本たちを通じてご紹介します。

 

No.10 EMU作「Life rutine(ライフ ルーティン)」

「えみゅたん、ちょっと聞いてよぉ~」長年の友人RIUが話しはじめたのは今朝起きたできごと。一人で6番を順調に回していたら、赤ネームのBozが現れて・・・。RIUのBozのやり取りが繰り返される叙述はまさにルーティーン。ドリフターズの退場のBGMをイメージしながら読んでくださいね。

 

No.11 ATOREIYU作「WAKOKU the open sea」

酒場のおやじが必死に止めるのも聞かず、「海は俺たちを呼んでいる」と捨て台詞を残して大海原に旅立つ冒険者パーティでしたが・・・。本作にはBPA(バックパックアート)が付属しており、大海原の戦闘シーンがビジュアルでも大迫力で描かれます。一粒で二度おいしい作品です。

 

No.12 only作「E no douki Side story」

第6回飛鳥文学賞で読者賞を受賞したEMUさん作「Eの動機」のサイドストーリーです。被告人Eの心の中が1ページごとに描写されています。本作もBPAが付属していてビジュアルも楽しむことができます。本編である「Eの動機」も設置してありますので併せてお読みくださいませ。

 

No.13 Gren作「Guidepost of Pierrot(道化師の道標)」

人員整理でガードを解雇されたレイブンウッドは、日々の生活費に事欠くほどに落ちぶれていました。朝から借金取りに追われ、二日酔いの頭を抱えつつ安宿を逃げ出して馴染みの酒場を訪れます。掲示板に貼られた依頼のひとつに興味を持った彼は、依頼主の元を訪れますが・・・。

 

No.14 BAR-chin作「Human TENSEI 2024(ヒューマン転生2024)」

ここは倭国のルナ。美しく個性的な建物が並ぶブリタニアの一等地です。そんなルナのベンダーたちがおしゃべりしています。(新しい建物がカスタマイズされたって!)(あぴーと、っていうらしい)ざわざわざわざわ。何だか落ち着かない様子のベンダーたち。その理由は・・・。

 

No.15 Gren作「Yomoyama Banashi 1(エッセイ:四方山話1)」

ロールプレイ・ギルド#RPGの(元)ギルドマスターにして森の黒熊亭のマスター。そして「鎖」や「咎人書店」シリーズをはじめ数々の名作を生み出してきたUO作家でいらっしゃるグレンさんの初のエッセイです。倭国について、ご自身について、筆に任せてリズムカルに飄々とつづられます。

 

No.16 HidokuKurai SORA作「Wakoku 1000years」

倭国千年祭を前ににぎわいを見せるルナにやってきたボック。転送業者に支払う料金にすら事欠く貧乏な彼は、倒壊寸前のオンボロアパートに身を寄せますが・・・。倭国の1000年後の様子が全10巻、400ページの圧倒的大ボリュームで描かれます。未来から見た現代の描写にも注目です。

 

No.17 produce by emu「relationship(LibraryCafe倭国蔵書応募企画■リレー小説■)」

Library Cafe倭国ープン記念の作品募集にあたり、えみゅさんがXで募集したリレー小説です。約1か月にわたって12人の作者たちによって書き継がれました。複数の作者によるリレー小説だけあってまったく展開が読めませんが、最後はちゃんときれいに着地します。今日も倭国は元気です!

 

 

9月7日(土)22時15分からのLibrary Cafe倭国オープンセレモニーでお会いしましょう!

 


今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥の図書館Library Cafeにいらしてくださいね。倭国の図書館Library Cafe Wakoku、出雲の図書館Magincia Library瑞穂の図書館Jhelom Tactics Library、もよろしくお願いいたします(大和のbibliomania桜のNewMagincia Petrushka Libraryはただ今休館中です)。

 

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。



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