未知なる本を瑞穂に求めて

文芸の都へ

これまで気になっていながら、お邪魔したことがなかったシャードがあります。それは瑞穂シャード。瑞穂は瑞穂文学賞やブックフェスタといったイベントが開催されるなど、文芸が盛んのシャード。きっと新しい本に出会えるはずです。ニューヘイヴンで服装を整えて、いざ、本探しの旅へ!

 

まずはベンダー検索

まず「本」「book」などでベンダー検索してみると、さっそく本屋さんらしきルーンを見つけました。地図を見ると場所はルナの南側、大きな橋のたもとのよう。お金がないのでワープせず、徒歩でお店に向かいました。

ベンダーをのぞいてみると、やっぱり本屋さんでした。山口愛さんの作品など6冊をゲット♪ 幸先の良いスタートです。しかもお店の奥は図書館になっている様子。改装中のようなので、今度改めてお邪魔してみることにします。桜、出雲に続いて、瑞穂にも図書館仲間が増えたら素敵ですね。

 

Ttaisuke & Erika Book Storeさんの場所(MEGA STORE様の「UO LOCATOR」で地図を表示します)

【2020年5月31日追記】Library Cafeでは、現在販売中の本については、今後、作者ご本人、または販売元からお許しを頂いた作品のみ、公開させていただくことにしました。山口愛さんの作品は、6作品はこれまでLibrary Cafeで収蔵・公開させていただいていました。しかし、現在販売されているものであり、また山口愛さん、販売元であるTtaisuke & Erika Book Storeさんと連絡が取れておれません。そのため、連絡が取れ、お許しをいただくまで、Library Cafeでの公開を控えさせていただきます。これまで無断で公開していたことをお詫び申し上げます。

 

Helpチャットで呼びかけ

次にHelpチャットでPC本を売っているお店をご存じないか呼びかけたところ、Marco様という方がお返事をくださいました。ルナのゲートで待ち合わせをして、お店にご案内いただきました。ありがとうございます。場所は城内の南側です。

こちらのお店のベンダーでは、Kirillさんの2作品7冊を購入することができました。残念ながら売り切れの本もあるようです。Kirillさんのブログによると、現在でも現役の作家さんとして活動されていらっしゃるとのこと。ちょこちょこお邪魔して、他の作品もゲットしたいところです。

 

Tondemo Yashiki IIさんの場所(MEGA STORE様の「UO LOCATOR」で地図を表示します)

【2020年5月31日追記】Kirillさんの作品も現在販売されていますが、作者Kirillさんから、購入した作品ついて公開することをお許しいただきましたので、これまで通りLibrary Cafeでの公開させていただきます。お許しくださったKirillさんに感謝申し上げます。

 

乞食結社集会にお邪魔

瑞穂で本を探していることを、twitterでつぶやいたところ、瑞穂のトリンシック首長milka様から、「ブリ銀前で乞食結社集会があるので、みんなが持っている本を収集できるかもしれませんよ」と教えていただきました。願ってもないチャンスです! 書き込みに気づいた時はもう22時を回っていましたが、急いでお邪魔することに。

 

会場では、Milka様があらかじめ皆さんに、私のことをお話ししてくださっていたようです。到着してすぐに皆さんが本を持ってきてくださり、用意しておいた白紙の本だけでなく、ブリテインの雑貨屋の本まで売り切れてしまうくらい、たくさんの方から本をご寄贈&書写させていただきました。

 

本の収集にご協力いただいたBo’z様、byte様、Ivy様、magneto様、MAYA様、milka様、pipi様、RABI様、Silverleaf様、応援してくださった皆さま、ありがとうございました。

 


それでは、瑞穂で収集させていただいた本を、何冊かご紹介いたします。

瑞穂旅先案内作「Mizuho no Arukikata(瑞穂の歩き方)」

瑞穂を旅するためのガイドブックです。毎週月曜の「月曜から討伐会」、毎週木曜の「木曜酒場」といった、曜日ごとに開催されるイベントの案内や、参考になるサイトの情報、困ったときの対応方法、初心者にお勧めの狩場やお金の稼ぎ方にいたるまで、まさに至れり尽くせりの内容です。

 

瑞穂を訪れたら、まず手に入れたい一冊。Ttaisuke & Erika Book Storeさんで入手できます。またこちらのサイトSweetMoonさんのTwitter)で動画を見ることができます。

 

R.TOM作「stones」(全2巻)

腕は一流だけれど、どこか天然のバード。彼の相棒は、なんとしゃべるリュート! しかも憎まれ口をたたくタイプです。そんな凸凹コンビが、バッカーズニア・デンで宿屋を営むお爺さんからの、奇妙な依頼を受けてしまったのだから、さあ大変。何か起こらないはずがありません!

 

kuro作「Dragon to Nirama(ドラゴンと荷ラマ)」(全10巻)

気まぐれで鍛冶屋にテイム「されてやった」ドラゴンは、鍛冶屋と荷ラマと暮らし始めます。穏やかな日々にまんざらでもなドラゴン。でもある日、鍛冶屋がユニコーンを買うと言い出して・・・。UOライフが魅力的に描かれ、長編が気にならない読後感です。続編もあるみたいですよ。

 

Genel作「Dear Friend」(全2巻)

居心地のよい穴倉ぐらしだったGiant Beatleは、ある日テイマーにテイムされ、あれよあれよという間に堀師の男に売られてしまいます。不満タラタラのゴキ。ある日、より多くの鉱石を求めてフェルッカに行ったのですが・・・。ペットを題材とした物語は数あれど、ゴキ視点のお話は新鮮です。

 

Kirill作「Evil of alchemy」(全4巻)

森の家に住む料理人の少女イーダは、ひょんなことから、不思議な雰囲気を持つ女性、ジュネと同居することになりました。ふたり暮らしを楽しむイーダ。でも、ジュネを探す男たちにつきまとわれるようになります。はたしてジュネの正体とは。続編「Liveration」(全3巻)も必読です。

 

SilverLeaf作「Dragoon」

このブリタニアにおけるDragoon(竜騎兵)は、沼ドラに騎乗して戦う戦士たちのことを指します。しかし筆者は、テイムしたwhite yrmdragonを使って敵を攻撃しつつ、自らも沼ドラを駆って戦う竜騎士像を提案。その生き様や引退までの姿を、ハードボイルドな筆致で描き出します。

 

Piremin the Scribe作「Dragon Dish(ドラゴン肉の調理)」

ドラゴンの肉。非常に固く、爬虫類独特の臭いがする。そんなけっして食用には向かない肉を、少しでも美味しく食べるための工夫が紹介されています。血抜きの仕方や、バナナの葉を挟んで蒸し焼きにする方法など、なかなか手が込んでいます。この本自体がひとつのRPといえるでしょう。

 

DrumOne作「minoc shimin donohe(ミノック市民殿へ)」

新しくミノックの首長に就任したDrumさんによる、市民との対話を呼びかける文章です。タウンクライヤーからのお知らせや、掲示板、市政BBSなど、様々なツールを使っての発信方法を紹介しています。とても短い本ですが、若き首長様の意欲を感じます。瑞穂の歴史の貴重な1ページです。

 

Vesper観光協会作「Vesper Guide~運河の都 ヴェスパー観光案内」

水に囲まれた交易の中心都市、ヴェスパーの観光ガイドブックです。宿屋や酒場の紹介にはじまり、博物館や蜂蜜屋さんなど、観光名所の情報も満載です。実在する施設を題材にしつつ、少しずつ創作を加えることで、街に奥行きのある魅力を与えています。財布の紐を緩めてご堪能あれ。

 

Clainin作「Observations of Shards(シャードの観測)」

魔術師Claininの研究ノートです。不死の宝珠の破片(シャード)ひとつひとつにソーサリアの複製が宿り、人々が暮らしていること、各シャードの結晶面(ファセット)には、異なる世界が存在することなどが観想されています。

 


瑞穂の皆さまに最後のごあいさつ

最後に皆さんにお礼をと思い、翌週に再び乞食集会にお邪魔。私が書いた物語、コツくんトロルが見てるをお配りしました。感想を聞かせてくださる方もいらしてうれしかったです。お会いできなかった方の分は、milka様にお願いして預かっていただきました。最後までありがとうございます。

 

最後はキャラクター転送で飛鳥に本を運びました。Library Cafeに戻った後は、さっそくリファレンスの準備。一冊ずつ内容を確かめ、ジャンルごとに分類し、収蔵図書リストに記入して、本棚に配架していきます。これでLibrary Cafeの蔵書は739冊になりました。

 

瑞穂でご寄贈いただいたり、お店で購入させていただいたりして集まった本は、ちょうど80冊。文芸の都の名に違わない文化の高さと、皆さまの暖かさに触れることができた旅になりました。瑞穂の皆さま、ありがとうございました。

 


今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥シャードの図書館、Library Cafeにいらしてくださいね。また桜シャードの図書館、NewMagincia Petrushka Library、出雲シャードの図書館、Magincia Libraryもよろしくお願いいたします。

 

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。

2 件のコメント

  • こんにちは。
    瑞穂のKirillと申します。
    さくさくリンクでブログを見かけて、本を購入していただいたことに気づきました。
    しかもブログのほうにもコメントを書いていただいて…!
    本当にありがとうございます。

    すでに帰られてしまっているようでタイミング悪く申し訳ございません。
    今度、こっそり遊びに行かせていただこうと思っております。

    今後ともよろしくお願いいたします

    • Kirillさま

      コメントありがとうございます。
      本当はお許しをいただいてからブログに載せるべきでしたのに、
      先に掲載してしまってごめんなさいね。
      お許しいただけてホッとしています。

      ぜひLibrary Cafeにお越しくださいませ。
      お待ちしております。
      瑞穂にもまたお邪魔させていただきますね。

      こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

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