古参作家さんぞくぞくご来館♪

Library Cafeについて

飛鳥シャードにあるLibrary Cafeは、Ultima Onlineの作家さんが書いた本(PC本)を中心に収集・公開を行っている図書館カフェです。本館にはPC本を、すぐ南東にある別館にはNPC本を、合計1232冊の本を収蔵しております。現在の収蔵図書の詳細は最新の記事をご覧ください。

 

Library CafeLibrary Cafe Annexへの行き方はこちらをご覧くださいませ。

 


作家のepogyv様が来てくださいました

3月20日:Library Cafeに初めてお見かけするお客様がいらっしゃったので、しばらくおしゃべりさせていただきました。「ブリタニアの話じゃない本は大丈夫でしたっけ?」もちろんです、とお答えしたら、「じゃあキャラを変えてきます」とどこかへ行ってしまわれました。

 

しばらくしていらっしゃったのは、以前も作品を紹介させていただいた作家のepogyv様。まだ未収蔵だったご自身の作品「悩む男」全6巻を寄贈してくださいました。ちなみに某有名プレーヤーのetgyvさんとは無関係だそうです(早とちりしてしまってごめんなさい)。

 

 

作家のmechanical Jirou様も

4月13日:1階に降りるとお客様が。以前も紹介させていただいたmechanical Jirou様です。お見かけしたのは初めて。読書のお邪魔をするには申し訳ないと思いつつ話しかけさせていただき、未収蔵の「腐り屋ジョニー」をご寄贈いただけないかお願いしたところご快諾いただきました。

 

さっそく作品をいただきに瑞穂にお邪魔しました。この作品は第二回瑞穂文学賞で「なんでやねん!」と思わずツッコみたくなる作品に贈られる「ツッコミ大賞」第2位を受賞されたもの。お望月さんがUO書籍傑作選の1冊に挙げていらした作品でもあり、期待が高まります。

 

 

今回はお二人からご寄贈いただいた作品をご紹介いたします。

 


epogyv作「NAYAMU OTOKO(悩む男)」全6巻

男はある意味究極の選択に直面していた。「旨いお茶」の350mlボトルが125円。500mlボトルは安売り中で128円。わずか3円差で150mlの違い。普段なら迷わず500mlボトルを買うだろう。だが今は隣に彼女がいる。量に惑わされて高い方を選ぶ男を見て、彼女はどう思うだろうか・・・。

 

現代日本を舞台に、日常に潜む様々な問題について悩む男のモノローグです。どの問題も些細なものですが、本人にとっては大問題。思えば私たちは小さなことにいちいち悩みながら生きています。あまりに等身大な主人公の姿に共感できるはずです。

 

mechanical Jirou作「日陰者哀歌 腐り屋ジョニー」全3巻

倒壊した住居のからアイテムを選り出すことを生業する「腐り屋」。そんな腐り屋のひとりジョニーは、ある日同業者のスティーブから「フェルッカにある知り合いの家が腐るので手伝ってほしい」と依頼を受けます。いぶかしながらも依頼を受け、2人はフェルッカに向かいますが・・・。

 

腐り屋たちはそれぞれ独特の美学を持ち、交わされる会話も何だかカッコいいです。腐り屋を狙うPKギルドとの駆け引きは緊迫感があります。なかなかのハードボイルド小説なのですが、それだけに「オチ」が衝撃的。ぜひ読んで確かめてくださいね。

 

epogyvmechanical Jirou様、ご寄贈ありがとうございました! Library Cafeは作家の皆様の作品をいつでもお待ちしております!

 

 


今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥シャードの図書館、Library Cafeにいらしてくださいね。また桜シャードの図書館、NewMagincia Petrushka Library、出雲シャードの図書館、Magincia Libraryもよろしくお願いいたします。

 

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。