Library Cafeについて
飛鳥シャードにあるLibrary Cafeは、ウルティマオンラインのプレイヤー作家さんが書いた本(PC本)やNPC本の収集・公開を行っている図書館カフェです。Library Cafe(本館)、Annex(分館)、Neo(新館)の3つの図書館に分けて収蔵されたたくさんの本たちをどなたでも読むことができます。
現在の収蔵している3658冊の本たちの詳細は収蔵図書リスト20211105をご覧ください。
Library Cafe本館にはルナゲート近くのFreeSpaceAsukaさんからハウス間テレポーターでお越しいただくのが便利です。詳しくはLibrary Cafeへの行き方をご覧ください。
Twitterでは本のご寄贈など日々のLibrary Cafeの様子をほぼ毎日ご紹介しています。あわせてご覧くださいませ。
瑞穂にJhelom Tactics Libraryが誕生しました
瑞穂シャードのルナ城内に新たな図書館が誕生しました。名前はJhelom Tactics Library(ジェローム戦術図書館)。その名通り戦術書を中心に収蔵する図書館です。新しい図書館の誕生は、瑞穂だけでなくブリタニア全体にとってうれしい出来事です。そこで今回はJhelom Tactics Libraryさんをご紹介したいと思います。
Jhelom Tactics Libraryの場所はこちらです(MEGA STOREさんのUO LOCATORが表示されます)。
Jhelom Tactics Libraryの館長さんは、瑞穂のジェローム首長様でもいらっしゃるOryxさんです。復帰したての方や新規さんなどが、現在のUOの仕様をプレイするうえで詰まりそうな、狩場の情報や戦い方などについて調べることができる施設を作りたい、という主旨で設立されました。
詳細はOryxさんのブログTNGL活動日記のこちらとこちらをご覧ください。
瑞穂はかつてNow Readingさんがあったシャード。その蔵書は皆様のご協力によりLibrary Cafeが引き継がせていただきましたが、重複する本などは瑞穂に保管してありました。Jhelom Tactics Libraryさんの設立はこれらの本たちが再び読んでいただけるまたとない機会です。さっそく戦術書を選んで寄贈させていただきました。
またLibrary Cafeの蔵書で戦術書に該当する物のうち、作者のお許しをいただけた、Budouさん、Hinaさん、Rocchiさん、Roger Bacon V卿のご著書を、瑞穂に転送してJhelom Tactics Libraryさんに寄贈させていただきました。ありがとうございます。また私(Latour)も新しく本を執筆し、収蔵していただきました。
Jhelom Tactics Libraryのことは9月の瑞穂評議会でも報告され、なんと評議会後にBlackthorn国王陛下が視察されたそうです(評議会の模様はrizuさんのブログUOる?のこちらをご覧ください。また画像は瑞穂トリンシック首長様MilkaさんのブログMizuho New Trinsic Newsのこちらからお借りしました。ありがとうございます)。
皆さんもぜひ足を運んでみてくださいね。それではJhelom Tactics Libraryさんの蔵書のうち、何冊かの本たちについてご紹介いたします。
sasisuseso作「Huntsman’s Pathシリーズ」(全3巻)
戦士として狩りをし、生計を立てようとする人々の道しるべとなるよう、狩りの対象をランク順に紹介した本です。Painted Cavesのtroglodyteに始まり、ボイドの悪魔、そしてシャドーロードまで順に紹介されています。またブローカーの利用法なども解説された至れり尽くせりのシリーズです。
sasisuseso作「Warrior’s Knowledge」
戦士について幅広く解説された本です。種族や武器の種類、プレイスタイル別のスキル構成などの知識だけでなく、狩りの仲間の大切さなども丁寧に解説されています。興味深いのが特別付録の「ガーゴイル戦士のすすめ」。戦士に不向きとされる種族のピーキーな魅力が熱く語られます。
sasisusesoさんは館長Oryxさんの別キャラのお名前です。Jhelom Tactics Libraryの設立に合わせて7冊の戦術書を書き下ろされました。
Hina作「Peacemaking(ヒナのおススメシリーズNo.1 ピースメイキングのススメ)」
バードメイジについて解説された本。その運用はシンプルで、①不調和を使用する、②Energy Vortexを出す、③特定対象を沈静化する、の繰り返しです。この本の真骨頂は、それぞれの意味について丁寧かつ論理的に解説されている点でしょう。対雑魚モンスター戦から古代竜パラゴンまで応用が可能です。
Hina作「Faster Casting(冒険のススメシリーズNo.2 ファストキャストのススメ)」
ファストキャスト2の状態とProtectionの魔法がかかった状態、それぞれのメリットとデメリットが解説されています。シーン別の使い分け方などもかなり具体的に紹介されていて実戦向きです。マゲ=カタの基礎理論を踏まえつつ、現在のUOの仕様に合わせて応用されています。
Hinaさんはかのマゲ=カタの継承者にして独自のアレンジを模索し続けている方。当代におけるメイジ戦術書の第一人者でいらっしゃいます(Hinaさんの研究成果はご自身のブログHibikiのうお語りでも読むことができます。メイジ以外の研究もありますよ)。Jhelom Tactics LibraryにはHinaさんの作品が19冊収蔵されています。
Latour作「How to Cultivate Eight Virtues(八徳の上げ方)」(全9巻)
Jhelom Tactics Libraryさんの設立にあわせて書き下ろさせていただいた、八徳について解説したシリーズです。仕様の説明は最低限にとどめ、具体的な上げ方についてページを割きました。時間と根気があれば誰もが八徳を全て第三段階にできるはずです。ぜひ八徳の騎士(アバタール)を目指してくださいね。
今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥の図書館Library Cafeにいらしてくださいね。また桜の図書館NewMagincia Petrushka Library、出雲の図書館Magincia Library、大和の図書館bibliomania、そして瑞穂の図書館Jhelom Tactics Libraryをよろしくお願いいたします。
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Profile
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Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。
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