受け継がれてゆく本たち

Library Cafeについて

飛鳥シャードにあるLibrary Cafeは、Ultima Onlineの作家さんが書いた本(PC本)を中心に収集・公開を行っている図書館カフェです。本館にはPC本を、すぐ南東にある別館Library Cafe AnnexにはNPC本を、計1471冊を収蔵してます。収蔵図書の詳細は所蔵図書リスト200914をご覧ください。

SA本の収蔵状況についてはこちらをご覧くださいませ。

 


更新が遅くなってごめんなさい。「一段落つくまで」と思っていたら、1か月以上経ってしまいました。今回は、瑞穂で回収されたNow Readingさんの蔵書転送計画の続報、そして、新たにお預かりすることになった、SAKURA Libraryさんの本たちについて、ご報告いたします。

 

 


Now Readingの蔵書転送計画の進捗状況②

7月20日の記事で、第一弾となる238冊を飛鳥に転送したことをご報告しました。その後1冊ずつチェックしましたが、心配されたデータ破損や本の消失はありませんでした。いよいよ残る901冊の本たちを転送します。第二弾207冊は私自身で転送しましたが、全部はちょっと大変です。

 

飛鳥への転送をお手伝いしてくださいました

Twitterで呼びかけたところ、HOLLY-BELLさん、Millonさん、そして匿名希望さんがお手伝いを申し出てくださいました。Millonさんにいたっては、2アカウントのキャラで駆けつけてくださいました。皆さんありがとうございます。これですべての本たちを運び終えました。

 

本たちの一部はApricot Jamさんに

すでにLibrary Cafeに収蔵している180冊の本たちは、当面は銀行で保管することにします。ちょっともったいないな、と思っていたら、一部の本たちをApricot Jamさんが預かってくださることになりました。いずれ何らかのかたちで公開していただけるそうです。ありがとうございます!

 

ありがとうNillさんの本置き場

これで瑞穂での作業がすべて終了。最後に、Nillさんからお譲りいただいた本置き場の土地を解体しました。1か月以上にお世話になった場所なので、感慨もひとしおです。 土地を譲ってくださったNillさん、回収や転送にご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

 

 


niwatoriさんとmintさんの砦をお譲りいただきました

瑞穂から転送した1158冊は、飛鳥での保管場所であるniwatoriさんとmintさんの砦に運びました。ここで整理した後、Library Cafe本館、Annex、そして新たに建てる3号館に分けて収蔵することになります。うーん、3号館、どこに建てましょう・・・。

 

 

niwatoriさん「この砦をお譲りするコケ」

えええ!?

 

もともとこの砦は、mintさんがお金を貯めて建て、niwatoriさんの蔵書を収める図書館にする予定だったのだそうです。でも今回のことをきっかけに、Library Cafeに建物をご寄贈いただくことにしてくださったのだとのことでした。お2人にはお世話になりっぱなしです。

 

niwatoriさんは「飛鳥はお任せします!」と言ってくださいました。そのお気持ちとともに、砦を大切にお預かりいたします。そして本たちを末永く収蔵・公開させていただくことで、ご恩返しできれば思っています。本当にありがとうございます。

 

そんなniwatoriさんですが、別シャードに新たな図書館(お城!)を建設すべく準備中だそうですよ。乞うご期待です!

 

 

 


SAKURA Libraryの本たち顛末記

実は、Now Readingさんの本たちの回収&転送計画とほぼ並行して、もうひとつのプロジェクトが進行していました。今回の記事の後半の主人公は、桜シャードにあった図書館、SAKURA Libraryさんの本たちです。

SAKURA Library旅立ちの扉亭のオーナーLanaさんが運営されてきた図書館です。でもご事情があって閉館され、蔵書はmikeさんが保管されていました。そのmikeさんから、これらの本たちの行く末についてご相談いただいたのがきっかけでした。

 

mikeさんからお話をいただいたのは5月の終わりでしたが、第一回飛鳥文学賞が進行中だったこと、7月にはNow Readingさんの本を救おう! 大作戦が発生したことなど、様々なことが重なり、作業が遅くなってしまいました。申し訳ございません。

niwatoriさんにもお手伝いいただきました

まずは本の整理。ということで、mikeさんが桜に塔を1軒用意してくださいました。ここを拠点にして、本のリスト化と分類を行います。今回もリストの作成はniwatoriさんが助けてくださいました。本当にniwatoriさんには頭が上がりません。

 

 

書写した464冊を飛鳥に転送

SAKURA Libraryさんの蔵書は983冊ありました。これらうち、Library Cafeの蔵書、そしてNow Readingさんから飛鳥に運んだ本たちとの重複をのぞいた、464冊を書写し、mikeさんにもお手伝いいただいて飛鳥に転送。niwatorimint砦に運びました。そして原本である983冊ですが・・・。

 

桜シャードには心強い味方がいます。Petrushkaさんが運営するNewMagincia Petrushka Libraryです。ご相談したところ、983冊はNewMagincia Petrushka Libraryに収蔵していただけることになりました。これで原本たちは、これからも桜で読まれ続けていきます。

 

こうしてSAKURA Libraryの蔵書は、桜のNewMagincia Petrushka Libraryと、飛鳥のLibrary Cafeの2か所に収蔵されることになりました。SAKURA Libraryのお志と本たちは、2つの図書館で受け継いでいきます。

 

 


3000冊の本たちとともに

この記事を書いている時点のLibrary Cafeの蔵書は1471冊。それにNow Readingさんから来た本たちと、SAKURA Libraryから来た本たちが新たに加わります。新しいLibrary Cafeは、本館、Annex、砦の3号館の3つの建物に、合計3000冊以上を収蔵することになります。

 

現在は、これらの本たちを再分類し、各館に再配架する作業を進めております。新しく作る3号館だけでなく、Annexの改装も必要になりそうです。すべての作業を終えるには、もう少しお時間をいただいてしまいます。少しずつ、楽しみながら進めさせていただきたいと思います。

 

 

 


今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥シャードの図書館、Library Cafeにいらしてくださいね。また桜シャードの図書館、NewMagincia Petrushka Library、出雲シャードの図書館、Magincia Libraryもよろしくお願いいたします。

 

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。

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