【図書カフェだより】第5回飛鳥文学賞について

Library Cafeについて

飛鳥シャードにあるLibrary Cafeは、ウルティマオンラインのプレイヤー作家が書いた本(PC本)やNPC本の収集・公開を行っている図書館カフェです。Library Cafe本館)、Annex(別館)、Neo(新館)の3つの図書館に分けて収蔵されたたくさんの本たちをどなたでも読むことができます。

 

現在の収蔵している4849冊の本たちの詳細は所蔵図書リスト(2024年4月9日現在)をご覧ください。またSA本の収蔵状況についてはこちらをご覧ください。

 

Library Cafe本館にはルナゲート近くのFreeSpaceAsukaさんからハウス間テレポーターでお越しいただくのが便利です。また本館・別館・新館の各館はテレポーターで相互に結ばれており、簡単に行き来することができます。詳しくはLibrary Cafeへの行き方をご覧ください。

 

X(旧Twitter)でも本のご寄贈など日々のLibrary Cafeの様子をご紹介しています。あわせてご覧くださいませ。


 飛鳥文学賞運営体制の変更について

第1回から第4回まで飛鳥文学賞の実行委員会委員長を務められてきたOUTさんが勇退の意思を表明され、今後についてはLatourにご一任いただきました。

これまでの飛鳥文学賞はOUTさんのお力によるところが大きく、継続するべきか、また継続することが可能なのか、正直なところかなり迷いました。でも「誰でも本が書けて、読める」というブリタニアの素晴らしい文化を維持し発展させていくうえで、文学賞の役割はけっして小さくないと思います。また飛鳥文学賞の開催を楽しみにしてくださっているというたくさんの声をうかがうことができました。何人かの方にもご相談させていただいた結果、開催できる目途が立ちましたので、運営体制を一部変更のうえ第5回飛鳥文学賞を開催したいと思います。

OUTさんにおかれましては、飛鳥文学賞を創設されまたこれまで牽引してくださったことを心より御礼申し上げます。ブリタニアンの皆さまにおかれましては、引き続き飛鳥文学賞に対してのご支援とご協力をお願い申し上げます。たくさんのご応募とたくさんのご来場を心よりお待ちしております。

 

三賞の選考について

飛鳥文学賞の大賞佳作そして前回から創設された短編賞の三賞は、これまでOUTさんを中心に数人の実行委員で選考してきました。今後はこれまでの飛鳥文学賞大賞受賞者の方々にご協力いただき、Library Cafe司書も参加させていただく合議で選考します。第5回飛鳥文学賞の三賞選考委員は下記の4名です。
HidokuKurai SORAさん(第1回飛鳥文学賞大賞受賞者)
Chandraさん(第2回飛鳥文学賞大賞受賞者)
Grenさん(第4回飛鳥文学賞大賞受賞者)
Latour(Library Cafe司書)

 

募集要項など

募集要項などは前回と大きな変更はございません。

★ 募集要項:
・UOをテーマとした文芸作品(小説、詩、絵本などジャンルは自由)

・2023年6月1日以降に書かれた作品

・ひとり何作品でも応募可能

・どこのシャードからのご応募も大歓迎です!

 

★ 作品形式:
・本の種類は問いません
(20ページ本、40ページ本、100ページ本、200ページ本)

・一作品につき一冊を原則としますが、合計200ページ以内で分冊も可とします
(20ページ本10冊以内、40ページ本5冊以内、100ページ本2冊でもOKです)

・2Dクライアントでの執筆を推奨します
(SAクライアントで執筆するとレイアウトが崩れてしまうことがあります)

 

★ 注意事項:
・内容等によっては三賞選考委員会の判断で選外とさせていただく場合があります
(プライバシーには十分ご留意ください。特に実在のPCを登場させる場合は現役/引退を問わず必ず本人の了承を得てください)

 

★ 募集期間:
・2024年5月1日(水)~5月31日(金)まで
(6月1日(土)朝のメンテの時点で受付を終了します)

応募作品はLibrary Cafe本館入口に設置する応募作品投函用ポストに提出してください(後ろにあるご寄贈用のポストや、新館にある感想文用のポストに投函しないようにご注意ください)。

 

 

 

★審査と賞:
○大賞:
すべての作品を対象に、三賞選考委員4人の合議により決定します。正賞としてブックの盾が授与されます。

○佳作:
すべての作品を対象に、三賞選考委員4人の合議により決定します。

○短編賞:
40ページ未満の作品を対象に、三賞選考委員4人の合議により決定します。

○各賞:
すべての作品を対象に、三賞選考委員および各賞審査員が個人で決定します。第4回はBBNN賞ベスパー賞ユー賞大樹の木漏れ日賞森の動物賞The seeker of danger賞Library Cafe賞が授与されました。第5回の各賞は現在検討中です。

○読者賞:
すべての作品を対象に、読者から寄せられた感想文を参考に複数選出します。

 

それぞれの賞の副賞の賞金額につきましては追ってお知らせいたします。

 

★ 応募作品の展示場所:
応募作品はLibrary Cafe屋上庭園に展示いたします。Library Cafe本館からの直通テレポーターを設置いたします。

 

感想文も大募集します!

第5回飛鳥文学賞は読者からの感想文も募集します。感想文は読者賞選考の参考にさせていただくほか、文学賞終了後にそれぞれの作者にお渡しいたします。感想文はLibrary Cafe新館屋上庭園の感想文投函ポストに投函してください。また感想文用の本を無料配布するベンダーを設置しますのでご利用くださいませ。

 

過去の飛鳥文学賞の記事はこちらです

第一回飛鳥文学賞:大賞および各賞発表!
第二回飛鳥文学賞:大賞および各賞発表!
第三回飛鳥文学賞:大賞および各賞発表!
第1~3回飛鳥文学賞応募作品の配架場所
第四回飛鳥文学賞:大賞および各賞発表!
第四回飛鳥文学賞応募作品の収蔵場所

 


今回は新たにご寄贈いただいた本を1冊ご紹介いたします。

Mizuho_Ceciria編「Pet Cemetary」【新館1階第3122番書架:PCイベント瑞穂】

ブリテインの西にあるペット慰霊碑には記帳が置かれています。本書は瑞穂で2003年4月から7月までに書かれたもの。昔も今も変わらないペットへの想いがたくさんつづられていて胸を打ちます。当時コンパニオンをしていらしたCeciria様が書写して保存されていたものをご寄贈いただきました。

 

Ceciria様のアバタールは妹さんに受け継がれ、今もブリタニアを旅していらっしゃいます。この度もこの本とその続編を寄贈しにいらしてくださいました。お姉様と妹様、ふたりで一人のCeciria様によってこの本の記録と記憶が受け継がれ、Library Cafeにもたらされました。心より御礼申し上げます。

 

 

 

 


今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥の図書館Library Cafeにいらしてくださいね。出雲の図書館Magincia Library瑞穂の図書館Jhelom Tactics Library、をよろしくお願いいたします(大和のbibliomania桜のNewMagincia Petrushka Libraryはただ今休館中です)。

 

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。

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