第二回飛鳥文学賞:大賞および各賞発表!

Library Cafeについて

飛鳥シャードにあるLibrary Cafeは、ウルティマオンラインのプレイヤー作家さんが書いた本(PC本)やNPC本の収集・公開を行っている図書館カフェです。Library Cafe本館、Annex(分館)、Neo(新館)の3つの図書館に分けて収蔵されたたくさんの本たちは、どなたでも読むことができます。

 

現在の収蔵している3391冊の本たちの詳細は収蔵図書リスト20210614をご覧ください。またSA本の収蔵状況についてはこちらをご覧ください。

Library Cafe本館にはルナゲート近くのFreeSpaceAsukaさんからテレポーターでお越しいただくのが便利です。詳しくはLibrary Cafeへの行き方をご覧くださいませ。

 


第二回飛鳥文学賞の各賞が発表されました

第二回飛鳥文学賞の結果が6月11日(金)のBBNN:Friで発表されました。また翌6月12日(土)にはHolly-Bellさんの多目的ホールで表彰式が行われました。今回は大賞および各賞の結果をあらすじと審査員講評をつけてご紹介いたします。

 

 

表彰式に際してはくっちゃねさんが素敵なポスターを作ってくださいました。ありがとうございます。今回の応募は27作品。前回に比べ全体のクオリティが上がっており実行委員一同は盛況を喜ぶとともに、賞の選定に頭を悩ませることとなりました。某日某所で開催された賞選考委員会は2時間以上にも及び、活発な議論が繰り広げられました。その結果・・・。

 

 

 


【大賞】Chandra作「Locked Box(鍵のかかった箱)」

無限シャードが舞台の物語です。冒険から足が遠のき博打にのめり込むようになったボーラン。いい年をして家も持たずに酒場で寝起きしゴミ漁りまでする彼に、長年の相棒クリサニアも呆れ顔です。ある日ギャンブル仲間から賭場「鰤天館」の話を聞いた彼はさっそく出かけますが・・・。

 

審査員選評(OUT:飛鳥文学賞実行委員会委員長)

本作は、UO内賭博をモチーフとした娯楽作品である。前回もそうだったが、著者の作品には明確な「アイデア」がある。これはエンタメには欠かせない大切な要素であり、かつ/にもかかわらず、俄かには得難いものでもある。困難に直面し、最早これまでというとこまで行ってしまった物語が、一気にごろんと180度転回するような「アイデア」を見せられた瞬間、我々は、スカッと胸のすくような思いを味わう。快哉を叫びながら、主人公と共に結末へ駆け抜けてゆく。本作はまさに、そういった作品である。更に特記すべき点は、それがウルティマ・オンラインならではの要素、他のRPGでもMMOでもない、UOにのみあるポイントを活かし、組み上げられた構造になっているというところだろう。表現力についても、前回から確実に成長が感じられたのが嬉しかった。いわゆる伸びしろというものを目の当たりにした感覚があった。文章だけでなく、キャラクターの描き方も巧みになっている。ややご都合主義的なきらいが、各所においてない訳ではないが、それを補って余りあるだけのカタルシスを感じられる作品である。むしろエンタメ作品は、そのくらいのお気楽さで読むのが良い。よくできた一本の映画を観たような、充実した体験が得られる。是非皆さんにも、大金が掛かったUO内賭博の緊張感を、主人公たちと一緒に味わって頂きたい。

なお大賞を受賞されたChandraさんには正賞として盾が、副賞として500万gpが授与されました。正賞の盾は飛鳥ベスパー首長様で飛鳥文学賞実行委員会のおひとりでもあるBunzoさん謹製のフックの盾ならぬブックの盾。SA本限定版カラーに染め抜かれた逸品です。

 

Chandraさんは第一回飛鳥文学賞では佳作。第二回で見事リベンジを果たされました。表彰式のスピーチはご自身の創作論に関わる興味深い内容でした。

 

 

 


【佳作】HidokuKurai SORA作「Cya, My Stones.」

フェルッカにある古びた砦をめぐる物語です。WarギルドのP2とPKギルドのCKCの2つのギルドを中心に、それらにかかわる幾人もの人間模様が複雑に絡み合います。やがて腐りはじめた砦に、それぞれの想いをいだきながら集まってくる人々。そしてついに砦は崩壊し・・・。

 

審査員選評(OUT:飛鳥文学賞実行委員会委員長)

その完成度に圧倒され、読後しばらく放心してしまった。キャラクター、テーマ、構成、そして表現力。どこを取っても「本物」の小説のクオリティである。先にも書いたが、おそらくはこの先、ここまでの仕上がりの「別れ」をモチーフとした作品は、おいそれとは現れないだろう。そのくらいの衝撃を、本作は審査員一同に与えた。「この人のことをもっと知りたい」と感じるキャラクター達がおり、心地よく翻弄されてしまう物語の波があり、そして雨上がりの空をゆっくりと去る、黒い雲を見送るような、美しい読後感があった。本当に素晴らしい。惜しむらくはこれが「UO本」であったこと、その一点のみだろう。まさかこんな矛盾を経験することになるとは思わなかった。本作が例えば、同人誌であったり、ブログのエントリーであったなら、即ち窮屈な見開きや文字数・ページ数の制限に縛られていなければ、その実力を余すことなく展開できていたに違いない。「UO本」という不自由な形式が本作のリーダビリティを阻害してしまう、その悔しさに、審査員一同は歯がゆさの極みであった。しかし勿論、この物語はそれを踏まえた上においても充分な、ウルティマ・オンラインのノベライズとして歴史に残り得る、見事な小説作品として完成されている。是非とも、ひとりでも多くの方に楽しんで頂きたい。お世辞抜きで、本当に、面白い作品だった。

HidokuKurai SORAさんは第一回飛鳥文学賞大賞受賞者。今回は前回お渡しできなかった正賞の盾もあわせて授与されました。また他の文学大会でも常に高い評価を得ている、当代随一の作家さんのおひとりです。以前インタビューさせていただいた記事もありますのでご覧くださいませ。

 

 

 


【BBNN賞】Purged作「Phlebotomy」

酒場で仲間たちと楽しんでいた「僕」は、隣のテーブルの男たちの会話を耳にして激しく動揺します。なぜなら・・・。ブリタニアを舞台にした物語ですが、現実世界にも通じる重く普遍的なテーマを正面から扱った作品。エンターテインメント性重視の応募作が多い中で異彩を放っています。

 

審査員選評(OUT:飛鳥文学賞実行委員会委員長)

何気ない仲間内のひと言が、隣の席の誰かを傷つけてしまう――。そんなのは、よくある話かもしれない。だからどうした、好悪の表明にまで検閲がかけられる世界になれば、それは最早ディストピアではないかとは、私も思う。しかし、だけれどもやっぱり、ここに確かに泣いている人がいて、社会から追放された人が、己の心を追放してしまった人がいて、こうして控えめな声で、内心を吐露しているのだ。何の治療にもならぬ血抜きをして、一時の眩暈にかりそめの癒しを求めているのだ。それを見て見ぬふりできるほど、私は強くない。もういい。わかったから黙ってこの手を握れ、と、この著者に伝えたい。

作者Purgedさんは授賞式には欠席されましたが、代わりに長文のメッセージが寄せられ、実行委員長のOUTさんによって代読されました。こちらも作品に劣らないテーマ性をたたえたスピーチでした。

 

 

 


【べスパー賞】Melody作「Korotan Daisuki(コロタン大好き)」

新米アルケミストのエリシアは、ギルドのダーツ大会の特別賞としてジャイアントビートルのコロタンを譲り受けました。ある日、トレーダー協会の荷物をスカラブレイまで運ぶためにコロタンに乗って出かけますが・・・。ほのぼのテイストが一転、迫真の戦闘シーンが繰り広げられます。

 

審査員選評(Bunzo:飛鳥ベスパー首長)

エリシア(主人公の女の子)とコロタンの心温まる物語と思いきや、手に汗握る戦闘への切り替わりに正直驚いた。戦闘のシーンが多く読み応えがあるが、同時に非常に読みやすい。本の内容がスッと入ってきてくるのが好印象の作品。そして、コロタンは可愛い。

 

 

作者Melodyさんはこれまでたくさんの本を執筆され、数々の受賞歴をお持ちのベテラン作家さんです。本作品はたっきーさんのサイトマニアの啓示Online内のUO文芸コーナーにも全文が掲載されています。他の作品も読むことができますので、あわせてご覧くださいませ。

 

 

 


【ミノック賞】Niboshi作「Iniya Utsutsu Ma(去に矢 現間:いにやうつつま)」

エルフに転生するためにライキュームを訪れたアクアヴィータは、転生クエストとともに別の依頼も受けました。それは剣術修行中のエルフの美少年をクエストに同行させること。けれども「稲妻」を意味するイニヤウツツマと名乗るその少年は、剣士なのにとても臆病で・・・。

 

審査員選評(FALF:飛鳥ミノック首長)

強い冒険者でもなく、何か特別な能力を持つわけでもない、あくまでその世界の一般人の主人公が、一般人としての視点のまま少し不思議な体験、冒険をしたり、もしくはその生活する姿を描く。そういった物語が元々好きで、特にこの作品では作品全編に流れる優しい空気に非常に心惹かれました。とても素敵な作品です。

 

Niboshiさんは第一回飛鳥文学賞でも森の動物賞を受賞され、今回は連続受賞となりました。ますますの躍進が期待される作家さんです。本作はにぼしさんのブログにぼし備忘録にも全文が掲載されています。あわせてご覧くださいませ。

 

 

 


【ユー賞】Lia the stitcher作「To Dear Soneone(なつかしい人へ)」

いなくなった、なつかしい「あなた」に対する「僕」のモノローグです。ふたりの性別も関係も、なぜいなくなってしまったかも詳しくは描写されていません。だからこそ読者自身が「僕」になり、読者にとって大切な誰かが「あなた」になります。UOプレイヤーの誰もが共感できる作品です。

 

審査員選評(飛鳥文学賞実行委員会)

幾度となく繰り返してきた出会いと別れ、重ねた年月の中で遠く記憶の片隅にしまわれてしまった思い出を呼び戻してくれた、そんな一冊でした。 いつか立場が変わる時がやってくるかもしれない。 けれどそれまではずっと待ち続けていようと、思いを新たにさせて頂きました。

 

 

Lia the StitcherさんはBajaシャードを中心に活動されていますが、最近は飛鳥をはじめ他シャードでも旺盛な執筆活動を続けていらっしゃいます。今一番勢いのある作家さんのお一人です。本作はUOプレイヤーなら誰でも共感できる内容が評価されての受賞となりました。

 

 

 


【Library Cafe賞】BAR-Chin作「そして始まる…」

大きな話題を呼んだ劇団アールポップ第2回公演「ダンジョンの管理人さん」の舞台裏を描いた作品です。フィクションの部分もありますが概ねノンフィクションと呼んでよいでしょう。一度きりの公演のために捧げられた膨大な努力と喜怒哀楽は、間違いなくもうひとつのドラマです。

 

審査員選評(Latour:Library Cafe司書)

実際に上演された演劇の舞台裏を描いたいわゆるバックステージ物はこれまで書かれたことがありません。本作はブリタニア文化史の貴重な資料となるはずです。もちろんドキュメンタリー作品としても楽しめました。メンバーそれぞれが個性と力を発揮して準備に奮闘する様子はまさにもう1つのドラマです。

 

BAR-Chinさんは小説や詩、舞台の原作など様々なジャンルにマルチな文才を発揮されています。本作の元になったドキュメンタリーは、BAR-Chinさんのブログ松崎しげる子だよ~ん前編後編に分かれて掲載されています。あわせてご覧くださいませ。

 

 


読者賞の行方は?

飛鳥文学賞実行委員会の協議による大賞と佳作、および各実行委員によって選ばれる各賞とは別に、読者から寄せられた感想文をもとに読者賞が選ばれます。今回寄せられた感想文は174本(受付終了後のものも合わせると197本!)。それらを踏まえ以下の6作品が受賞となりました。

 

【読者賞】mire作「KUNUGI」

侍の稚児を務める少年、百丸は、クヌギの老木の下で不思議な女性に出会いました。笛の音で虫を意のままに操る彼女に「虫繰りの笛」を教えてもらうことになりますが・・・。ストーリーももちろんですが、語り口や細やかな情景描写が本当に美しい、和風(徳之風)ファンタジーです。

 

読者の声(感想文の一部)「徳之島の風景がきれいに書き出されていて、美しかったです」「時代劇のような語り口も相まって、美しい絵巻物を眺めているかのよう」「泉鏡花のような日本美を思わせる作者の世界観を感じた」「百丸の描写が美し過ぎた…。素直で子供っぽい性格も好き」

 

 

【読者賞】Snow-Spider(雪蜘蛛)作「Welcome(いらっしゃいませ)」

Yewからやってきた新米ベンダーのグレーニィは、先輩たちと並んで雨の日も雪の日も商品を売り続けています。そんな彼の息抜きは、近くに住む愛らしい少女とのふれあいでした。「いつか彼女を人生の伴侶に・・・」そんな淡い夢を見るグレーニィ。でもある日事件が起こります。

 

読者の声(感想文の一部)「短いのに、なんとも読みごたえがあるというか、こうくるのか!というか」「ヒエ…スプラッタ!?と思いきや、まさかのオチ……!!」「ある意味、グロ展開よりも衝撃的でした。」「大事なところを、敢えて描かないからこそ感じられる面白さと感じました」

 

 

【読者賞】Sawako作「TEGAMI」

ブリテインにふらりと現れた筋肉質の男。ヘラルドのデニスが話しかけてもまったく言葉が通じません。どうやらJukari族らしい彼は何をしに来たのでしょう・・・。彼を助けようとするブリテインの人々の優しさが素敵です。前作「ただ、そこに光る」を思わせるシーンもありますよ。

 

読者の声(感想文の一部)「癒し的な意味でも、コメディ的な意味でも、読み終わった後笑顔になれました」「ほのぼの~。心がほんわかなるようなお話でした」「Jukari meets girlのハートフルなお話でした」「35ページの短さでここまで感情を揺さぶる作品を作るのは素晴らしいと感じます」

 

 

【読者賞】Hina作「MAJI GIRE 5 Seconds(マジでキレ出す5秒前)」

主婦で銀行員のサニーはガーデニングが趣味。ある日のこと、サニーの家に幼馴染のクラウディアが遊びに来ました。ひさしぶりの再会を喜ぶ2人でしたが、農家の娘だったクラウディアはサニーの花壇を見て一言、「土がなっていない」。和やかなお茶会が一転、にわかに殺気立ちます。

 

読者の声(感想文の一部)「これはまた。なんとなくリアルでも覚えのあるやりとりなだけに、面白かった」「作品づくりについての価値観は人それぞれですね」「友人同士の熱いガーデニングバトル(?)スピード感のある語り口がとても良いですね」「勢いよく突っ走る感じで面白かったです!」

 

【読者賞】Gren作「Sin」

ギルド「White Journey」ギルドマスターのアイは、副ギルドマスターのユランとの結婚式を控えていました。結婚式場のニュジェルムパレスを予約し、披露宴の会場として知人のお城を手配し、プライベートビーチ付きの新居も得て、準備は万端。幸せをかみしめるアイでしたが・・・。

 

読者の声(感想文の一部)「人それぞれの違いを理解し、その違いを排除するのではなく『持ち味』として受容していくことの重要性と、その根底にある人間の尊厳について強く訴えかける作品だと思いました」「こなれた読みやすい文章、さすがです」「最後の章が私的にはとても感動的でした」

 

【No.27】TAIYOUJI作「Voyage King(航海王)」

この本は読者の選択によって展開が変化する、いわゆるゲームブックです。読者は航海士ジョアンとなり、航海王になるべく様々な冒険や困難に立ち向かいます。エンディングも複数用意されています。はたしてあなたはどんなエンディングにたどり着くでしょうか・・・。

 

読者の声(感想文の一部)「昔懐かしゲームブック。何回もやりたくなります」「発想と妥協のないボリュームが凄い」「もう、さすがとしかいいようがないです。このエンターテインメント性はやはり他者の追随を許さない出来だと思います」「UOのこの小さい本でこれだけできるのはすごい」

 

 

 


最後に実行委員のHolly-Bellさんが「もっともっと文学の花をブリタニアに咲かせていきましょう」とスピーチされました。ブリタニアにはすでにたくさんの古典作品があります。それに加えて新作が書かれ、読まれ続けることで、ブリタニアがますます豊かになっていくことを心から願っています。

 

今回も本当にありがとうございました。普段なかなかイベントに参加できない私にとって飛鳥文学賞は皆さんと一緒に楽しむことのできる貴重な機会です。約1か月にわたってこのような形でかかわらせていただけて本当に光栄でした。作者、読者、そして実行委員会の皆さまに心より御礼申し上げます。

 

なお、応募作品はLibrary Cafe新館屋上庭園に6月いっぱい展示した後、各書架に収蔵させていただく予定です。

 

「図書カフェだより」第二回飛鳥文学賞:応募作品紹介①
「図書カフェだより」第二回飛鳥文学賞:応募作品紹介②
「図書カフェだより」第二回飛鳥文学賞:応募作品紹介③
「飛鳥ベスパー雑記」「第二回飛鳥文学賞」応募作品の講評 その1
「飛鳥ベスパー雑記」「第二回飛鳥文学賞」応募作品の講評 その2
「飛鳥ベスパー雑記」「第二回飛鳥文学賞」応募作品の講評 その3
「飛鳥ベスパー雑記」「第二回飛鳥文学賞」応募作品の講評 その4
「飛鳥ベスパー雑記」「第二回飛鳥文学賞」応募作品の講評 その5
「飛鳥ベスパー雑記」第二回 飛鳥文学賞 結果発表

 


今回もお読みいただきありがとうありがとうございました。ぜひ飛鳥の図書館Library Cafeにいらしてくださいね。また桜の図書館NewMagincia Petrushka Library、出雲の図書館Magincia Library、大和の図書館bibliomaniaもよろしくお願いいたします。

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Profile

Latour
Latour
Latour(ラトゥール)と申します。みなさんには「ラー」あるいは「司書」と呼んでいただいています。
飛鳥の図書館カフェ「Library Cafe」で司書をしているかたわら、私自身も作家活動も行っています。
本業は「人間も動物も治療できる専業ヒーラー」だったのですが、最近は冒険に出かけることもほとんどなくなり、図書館にこもってばかりいます。
プロフィール画像はPicrewの「こんぺいとう**メーカー」で作成しました。



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